話題の音声SNS「Clubhouse」で成田のこと語ってみた!

友人と気軽に雑談できたり、著名人の雑談を聞いたりできる音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が話題沸騰中だ。

昨年春にアメリカでリリースされ、日本では1月23日からβ版が運用開始された(2021年2月7日現在、iOSのみ対応)。それぞれの部屋(ROOM)でユーザー同士で話したり、会話をただ聞いていたりすることができるのだが、会話がアーカイブされない(後から聞くことができない)ことや、ユーザーから招待されないと参加できないという「その場限りのここだけの話」の仕組みも相まって、人気は急上昇。新型コロナウイルスにより、直接話す機会が減った今、気軽に音声でコミュニケーションをはかれるツールとして、人気を博している。

また、経営者がビジネスについて語ったり、有名ピアニストが演奏を披露したり、TVで有名なコメンテーターが番組の前後にオフライントークをするなど、様々な試みがなされ、新たな情報発信ツールとしても注目されている。


新し物好きの筆者も、友人伝手に招待してくれる人を探し、1月29日に参加しました。Clubhouseを使って成田を盛り上げようと、成田市議会議員の雨宮しんごさんに協力をお願いし、2月6日、成田について語り合う場を設けてみました。

いろんな方が会話に参加してくれた

「成田市のことについて雑談しましょうね」というタイトルで部屋をつくり、2人で会話を開始。最初は2人だけで話をしていましたが、徐々に互いの知り合いを中心に、成田に住んでいる人や興味のある人がリスナー(聴取者)として入室してきました。

Clubhouseでは、リスナーを指名してスピーカーとして参加させることができます。今回、雨宮さんと筆者だけでなく、リスナーを入れ替わり立ち替わり会話に参加してもらい、それぞれの立場から現状や成田への思いや今思うところを語ってもらうことで、「成田市」を切り口に、新型コロナウィルスや成田空港の状況、経済や教育についてなど、多岐にわたるテーマについて話すことができました。

雨宮さんも初めての経験ながら、市民からの疑問や意見、提案を聞き、応えていける場としてClubhouseの面白さを感じてくれた様子。

規約によりClubhouse内での会話の具体的な内容はここでは記すことができませんが、新たなコラボレーションの芽も感じることができ、有意義なひとときを過ごすことができました。

真剣に話し合うあらたまった場と違って、誰もが気軽に参加でき、雑談ベースで成田について語り合える場というのは、意外と今までなかったのではないかと思います。成田について取り止めもなく話せる場というのは、何より楽しく、また、いろんなアイデアが生まれてくるのではないかという期待をいだかせてくれました。現在はまだ、Androidユーザーが使えなかったり、利用者の絶対数が少ない状況ですが、またこのような機会を設けていければと思います。(もし話してみたい、何かやってみたいと思われた方は、ぜひお声がけいただければと思います)

文責・佐々木敬太郎

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。