今年も成田300年の伝統行事「成田祇園祭」が早くも始動しました。
大日如来が奉安されている奥之院が開扉される7月7日~9日の成田山祇園会が、今年はちょうど金・土・日にあたるため、今年度成田祇園祭は、祇園会と同日開催となります。
今年度当番町は幸町、御輿を先導する警護当番町は花﨑町です。
3月11日、成田観光館で「第一回若者頭会議」が開催され、9町と成田山交道会の若者連幹部53人が出席しました。
入室の際に、礼儀正しくきびきびと交わされる若者連のみなさんの「こんばんは!」「こんばんは!」の声に、「今年も祇園祭が始まるんだな~」と、取材する側でさえ、身が引き締まる思いがしました。
会議は、東日本大震災犠牲者への1分間の黙とうの後、開会となりました。
冒頭、今年の成田祇園祭実行委員長・諸岡公一さんが「成田祇園祭は、毎年1万人以上お客様が増えています。楽しく感動してもらえる祭りに、そして安全に終了することをお祈りしています」、当番町である幸町の祭典委員長・田中博さんは「あと3か月はあっという間だと思います。皆さんが祭りの主役。皆さんの腕、器量にかかっています。楽しく、祇園祭らしい祭りにするためにご協力をお願いいたします」と、若者連を鼓舞しました。
幸町若者頭・田中亮さんが「毎年、盛り上がる反面、出てくる課題に前向きに取り組んでいきたい。複数年かけて、継続的に良い形にしていくことが大切だと思います。良い運行になるよう考えますので、ご協力をお願いいたします。参加して楽しい、観て楽しい、未来への発展に寄与する祭りにしたい」と決意を述べた後、各町幹部が自己紹介しました。











ポスターの設置、総踊り・総引きなどの山車・屋台の配置や進行方向など8号案についてが可決され、分刻みに計画された運行スケジュール表について、活発に意見が交わされました。
今年度の若者頭は、次の方々です(敬称略)。
《幸町幸若連》(当番町)田中亮《花﨑町花若連》(警護当番町)若葉信太郎《田町東門会》後藤五月《東町東栄會》木村俊也《本町和会》伊東博一《仲之町睦会》石橋幸太郎《上町親和会》豊田康晴《囲護台三和会》高橋毅《土屋青和会》新井竜太《成田山交道会》齋藤忠介