コロナ禍で運動不足に悩んでいる人も多い昨今。小学生を対象にした『かけっこ』と『スプリント』の教室が注目されている。
『放課後かけっこ教室 SOKU』は文字通り、学校の放課後に子どもたちに「走る」ことを通じて基礎体力をつける教室だ。指導するのは元成田高校陸上部でインターハイ優勝(400メートル)の実績をもつ寺田克也さん。100メートル元日本代表の菅野優太さんとともにこの教室を主宰している。
2014年からはじまったこの教室も、現在では成田と富里の小学校8校で展開されている。クラブ活動ではないので、過度にタイムを競うことではなく、「走ること」を通じて、子供たちの基礎体力作りを目的にしている。
「昔ほど、子供たちは公園や街中でかけっこしたりする機会がないので、この教室をきっかけに、部活動で必要な基礎体力をつけてもらう」ことにつながればと寺田さんは語る。
コロナ禍だからこそ、開放感あふれるグラウンドで子供たちのストレス解消にもなるはずだ。
さらに実践的に『スプリント』を学びたい人向けの教室がボンベルタ屋上で開催されている。こちらはサッカー教室『FUNAJUKU』のメニューの一つで、より技術的、実践的に『走る』ことを学ぶことができる。初速・体幹を徹底的に鍛えあげ、どんなスポーツにも役立つ身体能力向上を目指しているとのこと。
教室名:『放課後かけっこ教室 SOKU』
HP:https://continentka.wixsite.com/soku-narita
教室名:FUNAJUKU スプリントクラス
HP:https://funajuku.net/sprint/
取材・文/編集工房中島堂本舗