◆2区:笹野真愛選手インタビュー
後ろから、薫英女学院の速い選手(※9人抜きでトップに躍り出た高松智美ムセンビ選手)が来るのは予想していました。
練習で、私がスタートした10秒後に、加世田先輩にスタートしてもらい、速い選手が後ろから来てもリズムを崩さない、という練習が出来ていたので、あせらず対応出来ました。
そのあと、前の集団に追いついたら、ペースが遅かったので、すばやく抜きました。
練習してきたことは出せましたが、目標タイムが13分だったので、18秒遅かった。
けれど、強い選手がたくさんいる2区で、区間5位の走りができて、自信になりました。
今年は、個人でインターハイに出場、入賞できる選手に成長したい。
駅伝は全国優勝できるよう、練習に取り組んでいきたいです。
◆3区:石川英沙選手インタビュー
(3位の世羅とほぼ同時、1秒差の4位でタスキを受け取り、3位にあげる)
世羅の留学生の入りが速くて、いったんは離されましたが、2kmくらいで追いつきました。
追いついた時、「あれ? 私が仕掛けたのが早すぎたのかな」と思って、自重してしまいました。
時計も見たのですが、それからよく分からないまま走ってしまい、その後、仕掛けるタイミングが遅くなってしまった。
最終的に4位と2秒差だったので、私がもっと速く走れていたら、端山先輩が悔しい思いをしなかった・・・。
中学までは、個人のこと(自分のこと)を気にしてきました。
今回、駅伝を走ってみて、チーム競技ということをとても感じました。
自分の順位ではなく、チームの中での役割が果たせればいい。
つなぎ区間の役割を、少し果たせたかなと思います。
今年は強い留学生がいる2区か、昨年と同じ3区でリベンジしたいです。
個人では、これから距離を伸ばして、1500m一本でいきます。
国体でも選ばれて走りたい。
◆4区:座間栞選手インタビュー
(3位のまま、タスキを最終区につなぐ)
前の選手とは離れていて、1人で走るようなレースでした。
前半から、つっこんで走れましたが、タスキをもらった時より迫られてしまって、個人的には悔しい試合になってしまいました。
区間順位を、もうちょっと上げたかった。
でも、今の全力は出し切れました。
全国5位は、みんなが頑張ってくれたおかげだと思っています。
何週間か前から、「一番の補欠。準備をしておくように」と先生に言われていて、きついところもありましたが、「絶対に入る!」と思って最後まであきらめませんでした。
ギリギリにメンバー入りが発表された時は、嬉しかった。
あせりはありませんでした。
新堂の分もがんばろう!と思いました。
(次回は5区の選手のインタビューをお届けします)
(写真提供:成田高校陸上部)