映画『認知症と向き合う』鑑賞と 映画監修・出演の杉山孝博ドクターの講演会 11/26

成田市公津の杜にある「ももとせ」は、自立した独り暮らしの高齢者が支え合って家族のように共同生活を送る「グループリビング」という暮らし方をするハウスです。

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高齢期の生き方を模索するNPO法人「住まい・まち研究会」が運営しています。
(「ももとせ」については、コチラの記事をご覧ください)

「ももとせ」開設以来、毎年秋に行われている「杉山ドクターのやさしい医学講座」が、今年も開催されます。
「社団法人認知症の人と家族の会」の全国本部副代表理事でもある杉山孝博ドクターが、監修として制作にかかわり、認知症の専門医として、ご自身もご本人役で出演した映画『認知症と向き合う』が、このほど完成しました。

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この映画は、認知症によくみられる症状、認知症の人の思いと家族の気持ちの変化、症状の理解、介護者の交流の大切さなど、認知症をめぐる様々な問題を、わかりやすく理解できるように描いたドラマ教材です。

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認知症の人もその周囲の人も、よりよく生きていけるように。
共に学び、正しい知識を持ち、だれもが住みやすい地域をつくりましょう。
と、全国公開されたばかりの映画を、杉山先生と一緒に鑑賞します。
その後、杉山先生の講演と、参加者の皆さんとの交流の機会が設けられています。

同NPO法人の夏目幸子理事長は、「杉山先生の講座は、ももとせ恒例で、認知症のことと、一般医学のことを織り交ぜながら、すでに10年続けています。
今回も、大勢の方がいらしていただけるとよいと思っています。
認知症の人にやさしい町は、だれにも心地よく暮らせる町です。
NPO法人住まい・まち研究会では、来春スタートを目指して、「ももとせ・サロン」(認知症カフェ)を計画しています。
ちょっとさびしい時、ちょっと困った時、嬉しいことがあった時も、だれかの顔を見に出かけられる場所になればいいなあ、と思っています。
今回の講演会が、そんなサロンを『みんなでつくる』きっかけになるといいなと思っています」と話します。

今回の講演会は、成田市西部南地域包括支援センター・成田市認知症家族の会オアシスとの共催。
成田市・朝日新聞千葉総局・㈱成田新聞販売(弊社)が後援しています。

認知症は、いつでも誰にでも起こり得る問題です。
今、お悩みの方も、備えたい方も必見!
先着40名様です。お申し込みはお早めに。

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。