加世田梨花選手(成田高) 初の海外大会で4位入賞!

2月29日に、バーレーンで行われた「第13回アジアクロスカントリー」ジュニア女子(6.45㎞)に、日本代表として出場した成田高校2年の加世田梨花選手が、22分26秒65で4位に入賞しました♪

加世田選手にお話をうかがいました。
コースは競馬場。当日は、バックストレートでは前に進まないくらい、向かい風が強かったそうです。

【レース展開 収穫と課題】

日本人としては2位で、世羅高校の向井優香さんには、また勝てませんでした。
向井さんは外国人選手にひるむことなく、先頭集団で引っ張っていました。
私はその後に付いていましたが、2周目で先頭集団から離されてしまいました。
ラストで1人抜いて4位になりましたが、前半から積極的にいけませんでした。
離されて1人になった時、気持ちを切らさず、前を追えたのは収穫でした。
もっと上で通用する選手になっていきたいと思います。

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前から2人目が加世田選手
前から2人目が加世田選手

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【初の海外遠征】

初めての海外遠征は、知らないことだらけでした。
ホテルからのバスが20分遅れました。言葉も通じません。
陣地が決まらなくて、アップの時間が短くなってしまいました。アップ中に雨が降るなど、予想外のことが起こりました。
招集時間もギリギリになり、慌ただしい中、なんとかレースに臨みました。
勉強になり、めったにない良い経験になりました。
日本はきっちりしていて、恵まれているんだなと思いました。
どんな状況でも、落ち着いてレースに臨めるように頑張っていきたいです。
口にするものも、考えました。生野菜や水は摂らないようにしました。日本食も持っていきましたが、インディカ米は、思っていたよりは美味しかったです。

前列右から3人目が加世田選手
前列右から3人目が加世田選手

【松澤誠監督の談話】

初の海外大会で貴重な経験を積むことができ、さらに日本人2位の、4位と健闘しました。
トップのバーレーンの選手は、エチオピアから移籍してきた世界のトップランナーなので、一緒に走れたことも、とても勉強になったと思います。
日本人トップが世羅高校の2年生で、同学年に負けたことで、今年のインターハイや全国駅伝が、雪辱を果たす舞台であると再認識できました。
今後の課題は、スピードと積極的なレース運びなので、克服させるためのトレーニングを積んでいきたいと考えます。
多くの方々の応援をいただき、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。