高校生の若さあふれる書! 第25回成田地区高等学校 書道展

本日2月16日から今週末の日曜日21日まで、成田生涯学習市民ギャラリー(ギャラリーなごみ)で、第25回成田地区高等学校書道展が開催されています。

出展している高校は、成田・成田国際・富里・成田北・成田西陵の5校。
今展は、県展とともに、高校生たちの1年間の目標になっている書道展です。

会場には、49作品が展示されています。
ほとんどが、古典を手本にした臨書です。
どの作品からも、一生懸命練習した努力と、高校生らしい若さ溢れる勢いが感じられます。

出展した成田高校1年生の増田莉子さんは、「書道の魅力は、自分で表現が多彩に出来るところです。書いている時は静かに集中できます。今回、出展した作品は、夏休み前から書きはじめました。半切(はんせつ。348×1360mm)作品を書くのは初めてで、何枚書いたか覚えていません。自分的には65%の出来。この後に書いた作品の方がよく書けました。今日、他の人の作品を見て、私は未熟だと思いました。いろいろな字形を見て、刺激を受けました。これから、いろいろな字形にもチャレンジしたいと思います」と話してくれました。

実行委員会の富里高校、小峰康之先生は、「古典は、何よりのお手本になります。古典を見て、すぐに書きなさいと言っても、高校生には書けないので、顧問が手本を書きます。顧問のフィルターを通るので、学校色が出ます。分かる人には、見ただけで、どの高校の作品か分かると思います。発表の場は他にもありますが、近隣5校が1年に1回持ち寄って、展覧会をやることが大事だと思っています。昨日、展示作業をした後、各校の代表者があいさつをしましたが、『この書道展と県に出品することが目標になっている』と話した生徒がいました。今展の効果があると思います。高校生は純粋です。一生懸命指導すれば、ついてきてくれます。大人とは違う、成長過程の若々しさが作品に出ています。ぜひ、観に来てください」と、展覧会の意義と作品の良さを語ってくれました。

《出展者一覧》

書道展

▽2月16日(火)~21日(日)8時~18時
▽成田生涯学習市民ギャラリー(ギャラリーなごみ)(なごみの米屋總本店2階 成田市上町500)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。