成田市大竹(2252-11)に、大規模太陽光発電施設(メガソーラー発電所)が稼働することとなり、7月14日に竣工式が行われました。
発電所は、柏市に本社を置く広島建設グループの所有。第1期となる今期は500世帯の1年分が賄えるソーラーパネル約1万枚、2.5メガ分が設置され、最終的には来秋の第4期完成をもって、8.4メガ分が設置されます。
この日は、土地利用に協力した大竹地区への同グループ貢献活動として、ソーラーパネル50枚も寄贈されました。売電収入は年間30~40万円と見込まれ、地域のために役立てられます。寄贈されたソーラーパネルは「大竹エネルギーパーク」として、発電力状況の表示パネルが設置され、地域の子どもたちが実験に利用することを想定して、3枚が取り外せるようになっています。
計画当初は、建設汚泥をプラント処理した再生土で地盤を埋め立てる予定でした。
しかし、地下水への影響を心配した地域住民の反対があったため、埋め立てを取りやめ、1.3mの杭の上にソーラーパネルを設置する工法に変更することにより同意を得て、稼働の運びとなりました。
式典に参加した木内直久区長は、「海外にも頼らず、地下水、空気、何も汚さない太陽光発電所は、印旛沼の自然とよく調和していると思いました。当初はいろいろ心配もありましたが、初めて発電所に入らせていただき、大変立派な施設で、大竹の誇りになると思います」とあいさつしました。