【3月5日 オープン戦 VS横浜】
千葉ロッテ7―5横浜
〈3回 72球 被安打6 奪三振1 与四死球2 失点3〉
[1回]1得点2失点(遊ゴロ・中安・二ゴロ・左中二・左安・右中二・左飛)[2回]1得点(中飛・二ゴロ・左翼二・三振)[3回]2得点1失点(一ゴロ・四球・左飛・死球・中安)[4回]1得点[5回]2失点[8回]2得点
【3月14日 オープン戦VS 阪神】
千葉ロッテ4―4阪神
〈5回 73球 被安打6 奪三振4 失点3 自責点2〉
[1回]2失点(中安・二ゴロ失・中安・左安・二併殺・三振)[2回](二ゴロ・三ゴロ・三振)[3回]1失点1得点(右翼二・投ゴロ・二飛・中安・二ゴロ)[4回](三振・中飛・三振)[5回](中安・投併殺・三ゴロ)降板[5回]1得点[7回]1失点2得点
(情報提供:千葉ロッテマリーンズ)
成田エリア新聞時代には、毎年、新春ロングインタビューをお届けしていましたが、今年は日程調整ができずにお届けできませんでした。楽しみにしてくださっていたファンの皆さま、申し訳ありません!
いよいよ、2015年のシーズンが始まりました。キャンプ序盤に右内転筋を痛めて、調整が若干遅れている唐川投手ですが、マイペースで開幕に向かっています。
14日の阪神戦を取材しました。
初回、先頭打者を出すと、次打者の球処理に失策が出て、1・3塁。2安打を許して2点を失いましたが、併殺と三振でしめます。2回は下位打線をテンポ良く7球でピシャッと3者凡退。3回にも2安打で1失点しますが、4回は2つの三振でまたも3者凡退!5回は先頭打者を出すも、自らが処理した併殺に、打たせてとって、予定回を終えました。
伊藤監督も、右打者の内角を多めに攻めたこと、クイックがきちんとできていること、投ゴロ併殺、四球がなかったことなどを評価していました。
《唐川投手のコメント》
「調子自体はそんなに悪くなかったですが、初回、立ち上がりがバタバタしたのがよくなかった。前回もよくなかったので、もっとすっと入れるよう努力したい。次はビジターだから難しいかもしれませんが、もっとブルペンから違う形でトライしたい。今日も思っていたけど、結局、間があいてしまいました。
前回は、テンポがよくなかったので、テンポを上げることを意識し、できたと思います。ゆっくり入るバッター、若いバッターなど、バッターとの兼ね合いもありますが、なるべくテンポでリードできるようにしていきたい。
今日は変化球はよかった。ストライクも空振りもとれました。直球もしっかり投げられ、ファールも取れましたが、スピードが出ていなかったので力強く投げたいというのがあり、力んでシュート回転したのを打たれました。(コースをつく)精度は思っているよりまだ悪い。セットポジションになってからとか…。
(1回の失策について)そんな時は抑えなくてはいけないのに、ノーアウト1・3塁から1点は仕方ないが、後の1点が余計だった。
投げているときは分かりませんでしたが、ビデオなどで見たら、身体がまだキレていない。ダラダラとメリハリがない。もともと躍動感のあるピッチャーではありませんが、力強さを磨いていきたい。球速のピッチャーではないので、もっと差し込む、真っ直ぐキレのある球を投げるのがテーマです。
フォームやピッチングのトータルバランスなど、やってきている方向性は間違っていないと思うので、その精度を高めていきたい。たとえば、追い込んでからボール球をプラスされたりしないとか、そういうことです。
次の試合に向けて、課題に取り組んでいきます。開幕が近くなれば、どんどん気持ちも高まると思います。今、自分ができること、目の前の課題をクリアしていきたい」
最後に、ファンの方へメッセージをいただきました。「試合中も、自分のタオルとかグッズで応援してくださっているのを見ています。今年は力強さを磨いていきたいと思っています。去年は、チームも個人もよくなく、今年は0からのスタート。優勝するつもりでやっています。良いシーズンにするので、球場に来て応援してください」。