2月22日、成田市体育館で近隣24チームが参加し「第31回成田エアポート杯争奪少年フットサル大会」が行われました。
大会は、8ブロックに分かれて予選リーグを行い、各1位が決勝トーナメントを戦いました。エリア勢(成田・富里・芝山)は10チームが出場し、唯一、三里塚FCが決勝トーナメントに進出、見事3位となりました。
1試合目の、みつわ台FC戦は、選手たちにあせりが見え、力が出せず、前半0―1で折り返し。コーチ陣がハーフタイムに「落ち着いていこう。とりあえず1点決めよう」とアドバイスすると、後半早々得点し追いつきます。それからリラックスできた選手たちにいつもの調子が戻り、6―1で勝利しました。
2試合目のクレシエンテ成東戦も、前半、攻めあぐねて1―2で終了。後半も先制されますが取り返し、取って取られてのシーソーゲーム。良いところが出せないまま、4―4で引き分けます。
しかし、みつわ台戦の大量得点が効いて、三里塚FCは1位で予選リーグを突破しました。予選リーグで緊張が解けて臨んだ決勝トーナメントの1回戦の相手はFC佐倉。「120%の力が出せていたのでビックリしました」と檜森貢コーチが声を弾ませるほど、選手たちはのびのびとプレーし、5―2で勝利します。準決勝は、普段からフットサルの練習を積み込んでいる、優勝したエステレーラSCに敗戦しましたが、嬉しい3位となりました。
体育館のコートで戦うフットサルは、サッカーとはコートの大きさもルールも、意識しなくてはならないポイントも違うため、三里塚FCは、この大会に合わせて、昨年末から体育館練習を増やしてきました。檜森コーチは「みんなで練習してきたことが出た、納得できる良い大会になりました。サッカーの方で、まだ良い結果が出ていないので、この気持ちを保ったまま、残り2つの大会につなげられれば、と思います」と話してくれました。
なお、予選リーグ2位の8チームで、敢闘賞を競ったトーナメント戦は、成田FCが制しました。