成田高校陸上部 男子県新人3連覇! 女子は準優勝 新チームも好発進

9月25日(金)~27日(日)、千葉県総合スポーツセンター陸上競技場で、「第54回千葉県高等学校新人陸上競技大会」が行われ、成田高校が男子総合優勝、女子準優勝に輝きました。
男子は2日目終了時点で3位でしたが、最終日の決勝種目で底力を発揮し、逆転優勝で3連覇を果たしました。

伊東利来也選手が200m・400mの2冠に輝き、河野裕人選手と菅野千尋選手が走り高跳びで、谷藤克樹選手が八種競技、1年生の清野涼々花選手が走り幅跳びで、それぞれ県大会を制しました。

八種競技優勝 鉄人・谷藤選手
八種競技優勝! 鉄人・谷藤選手

また、400mハードルの村上夏美選手と、女子4×400mリレーが、大会新記録をたたき出しながらも2位という、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。

成田・富里勢の8位入賞者は次の通りです。 (敬称略。学校名なしは成田高校。学年なしは2年生)

男女ともに準優勝 成田の4×400リレー
男女ともに準優勝 成田の4×400リレー

【男子】
《200m》①伊東利来也 21秒78 《400m》①伊東 49秒23 ⑤本間諒太(1) 50秒80
《400mハードル》⑥長嶋寿樹 57秒69 《5000競歩》②石橋卓己 24分37秒21
《4×100mリレー》⑤成田(石鍋俊介(1)・伊東・田島拓也(1)・大山駿太朗(1)) 42秒83
《4×400mリレー》②成田(芳澤龍太郎・伊東・石鍋・本間) 3分17秒75
《走高跳》①河野裕人 1m97 ②小幡海斗(富里) 1m94 《棒高跳》⑤髙田樹 4m20
《走幅跳》④福満駿 6m85(公認記録6m67)
《八種競技》①谷藤克樹 5072点(100m11秒62/走幅跳6m70/砲丸投11m65/400m54秒74/110mハードル15秒64/やり投げ39m57/走高跳1m84/1500m5分04秒13)

【女子】
《100m》⑦清野涼々花(1) 12秒71 《200m》④村上夏美(1) 25秒38
《400m》⑤清野真帆 1分00秒22 《1500m》④端山絢音 4分34秒07
《3000m》②小幡美貴 9分44秒31 ⑦座間栞(1) 9分49秒50
《100mハードル》④村上 15秒13
《400mハードル》②村上 1分00秒99 ※大会新 ③清野真帆 1分03秒99
《5000m競歩》⑥髙田愛里 27分21秒07
《4×100mリレー》②成田(池田佑紀子・清野涼々花・並木静香・村上) 48秒48
《4×400mリレー》②成田(清野真・並木・清野涼・村上) 3分50秒55 ※大会新
《走髙跳》①菅原千尋 1m67 ⑧小笹理奈子(成田国際1) 1m50
《走幅跳》①清野涼 5m84 ④飯田詩央 5m46 《オープン三段跳》③飯田 10m92
《七種競技》④北﨑芽依(成田北1) 3458点(100mハードル17秒22/走高跳1m40/砲丸投6m89/200m28秒28/走幅跳4m57/やり投27m46/800m2分40秒94)

200mと400mの2冠を達成した伊東選手。

2冠の伊東選手 200m表彰台
2冠の伊東選手 200m表彰台

伊東選手は、400m予選のタイムレース、100分の3秒差で決勝進出を逃した同級生・芳澤選手のはちまきで決勝の勝負に挑み、その悔しさも背負い、見事にトップでゴールしました。
その勢いのままに最終日の200mも、自己ベストを更新しての優勝です。
最終種目の4×400mリレー決勝では、芳澤選手が1走を、伊東選手が2走を務め、チームベストで2位となりました。

★中原浩一監督の談話
よく頑張りました。まだこれからという発展途上の選手が多かったのですが、今持っている力は充分に出せました。
国体に出場する選手が何人かいて、この新人戦にエントリーできず、点数が入らないという苦しいチーム事情もありましたが、少ないながら他の選手がカバーできました。
男子は、最終日の朝の時点で3位でしたが、なんとか頑張れました。
女子は、昨年優勝できて、今年も頑張りましたが、1歩及ばず。この結果を肥やしにして、頑張っていきたいと思います。

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。