3年生はリベンジした七栄が嬉しい優勝 少年サッカー低学年秋季大会

成田、富里、栄、酒々井の少年サッカーチームは、毎年、春と秋に、成田市サッカー協会主催の学年別大会を行っています。

今秋、1・2年生はクワトロ大会を行いました。クワトロ大会は、千葉県サッカー協会キッズ委員会が推進している事業です。いろいろなサッカークラブの子どもたちを全員シャッフルし、20~25人で1つのグループを形成。試合はゴールキーパーなしの4人制で、チームが勝利したり、ゴールを決めると、個人の得点に加算されます。狭いピッチで少人数なので、ボールに触れる機会が増え、場に応じたすばやい判断能力も培われていきます。子どもたちは、試合を通して、コーチの指示なしで自ら考え、ボールの動きや戦術を工夫することを学びます。そして、コーチや保護者への礼、試合開始・終了時の礼の大切さにも気づきます。もちろん、他クラブの子どもたちとの交流も深まります。

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最高得点者は、FCボレイロ成田の2年生でした。

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3年生大会の決勝戦は、七栄FCエース対FCボレイロ成田バルサ。春季大会決勝と同じカードでした。両者譲らず試合は進み、0対0のまま、ロスタイムに突入。PK戦になろうかという終了間際、攻めていた七栄、ボレイロがクリアしたボールがセンターラインの少し前に転がってきたところを、絶妙な位置にいた選手がミドルシュートを放ちます。これが見事にゴールネットを揺らし、決勝点となりました。春季大会はボレイロに1対3で敗れていただけに、嬉しいリベンジとなりました。七栄の川又慶貴コーチは「PKになるな、誰にしようかと考えていたタイミングのゴールでしたから、ベンチも興奮しました。ボレイロさんとは勝ったり負けたりですが、これまでは子どもたちに『ボレイロには勝てない』という意識があったように思います。しかし、今回は、春に負けた悔しさから秋は絶対に勝ってやろうという気持ちを感じました。練習を積み重ねた結果ですが、メンタル的にも強くなりました」と声を弾ませました。

3年生優勝は七栄FCエース
3年生優勝は七栄FCエース

3年生大会の結果は次の通りです。
《予選リーグ》
[A]①酒々井FC3勝 ②クレンサ栄RFC2勝1敗 ③セレステ成田JFC1勝2敗 ④NSSSイーグルス3敗
[B]①七栄FCエース3勝 ②FCボレイロ成田レアル2勝1敗 ③三里塚FC1勝2敗 ④成田FCナポリ3敗
[C]①日吉台SC2勝1分(得失点+13) ②大栄FC2勝1分(得失点+4) ③七栄FCキング1勝2敗 ④成田SSSフェニックス3敗
[D]①FCボレイロ成田バルサ2勝 ②NSSSキグナス1勝1敗 ③成田FCミラン2敗

《決勝トーナメント》
[準決勝]七栄エース3―1酒々井/ボレイロバルサ3―0
[決勝]七栄1―0ボレイロ

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。