モンテディオ山形 永藤歩選手インタビュー♪ 今年こそはスタメン定着!

FCボレイロ成田→順蹴FA(成田西中)→市立船橋高校と進み、昨年、モンテディオ山形に入団した永藤歩選手。

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2015年のJ1から、J2降格となったタイミングの2016年に迎えたプロ1年目は、11試合に出場し、2アシスト1ゴールという戦績でした。

チームが、なかなか上昇気流に乗れないシーズン、記念すべきプロ初ゴールは、11月6日、ホームでのV・ファーレン長崎戦。
最下位グループとの勝ち点差が3と迫られていた状況で、0―0のまま、試合終了間際の86分から投入された永藤選手。
少ない時間に爆発するかのように3回もシュートを放ちました。
2本は惜しくも阻まれましたが、3度目の正直はアディショナルタイム。
ヘディングで回ってきたボールの落下地点に走り込むと、肩で前にトラップ。
2人に挟まれながら、持ち味のスピードと強靭な体で弾き飛ばし、右足を振り切ると、これが貴重な決勝点となりました。

【モンテディオ山形HPより】

◆試合後の石﨑信弘監督コメント
Q.永藤選手の投入はどの様なイメージで?
A.後半の終わり頃ですね、ちょっと動きが無くなった、大黒(将志選手。元日本代表)も前節10人で戦った中でかなり疲れているというところで、やはり相手の裏を突いていける選手というところで永藤を選んで、彼の場合は若いですし、ほんとここのところトレーニングですね、しっかり積んできていると、練習の成果というところが出たんじゃないかなと思います。
本当に日頃から努力しているからこそ点も取れたし、その前に決定的な(シーンが)2回くらいあったと思うんですけど、やっぱりそういう形が出せたんじゃないかなと。
今日の事に慢心せずに、日頃のトレーニングというところをコツコツとやっていけば、良い結果が得られるんじゃないかなと思います。

◆試合後の永藤選手のインタビューはコチラ

【成田エリアどっとこむ独占インタビュー♪】

1月7日、FCボレイロ成田の初蹴りに参加した永藤選手に、お話を伺いました。

Q. プロ1年目はいかがでしたか?
A.最初は難しいことがありました。
プロの雰囲気やスピード感に、ついていけなかった。
試合に出してもらいましたが、途中出場。
1年目に「1試合でもスタメン出場」したかったのですが、それが出来ませんでした。

Q.高卒1年目で、2アシスト1ゴールはすごいと思います。
A.勝てない流れの中で、アシストできたことは大きかった。

Q.プロ初得点の瞬間のお気持ちは?
A.チーム自体が降格の危機に位置していた中、ロスタイムに決められたので、気持ちが爆発しました。
危ない雰囲気を変えられて良かった。

Q.プロ1年目と一人暮らしを両立するのは、大変ではありませんか。
A.大変とは思いません。
自炊はしませんが、よくしてくれる定食屋さんがあります。
しっかり食べるようにしています。
寮ではありませんが、同じマンションに4人住んでいます。
先輩の家で鍋したり、一緒にボーリングしたり・・・。
モンテディオ山形は、明るい人が多いです。

Q.今年と今後の目標を教えてください。
A. チームの目標は、J1昇格。
個人としては、まずはスタメン出場し、ゴールを獲れるだけ獲って、点を積み重ねていきたい。
将来的には、A代表はもちろんですが、東京オリンピックに向けてアピールしたい。

Q.ボレイロの初蹴りに参加して、いかがでしたか。
A.ボレイロ時代、自分は2学年上のチームでプレーしていました。
その時の人たちと、久々に会えて良かった。
サッカーは楽しい。
ボレイロでは、たくさんのことを学びました。
後輩たちにもたくさんのことを学んでほしい。

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ボレイロ時代のチームメイトは先輩

 

Q.後輩や、サッカー少年たちに向けて、メッセージをお願いします。
A. 自分は小学生の時、小さかったけど、すごく負けず嫌いでした。
プロになりたいという強い気持ちを誰よりも持っていたし、それを言葉にしていました。
みんなにも、そういう強い気持ちでやってもらいたいと思います。

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長崎戦では、少ない時間で怒涛の攻めを見せてくれた永藤選手。
若い力あふれるラッキーボーイとして、今年はモンテディオ山形をJ1に押し上げる原動力になってくれる予感♪
期待が膨らみます♪ 頑張れ!永藤選手!

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。