【おみせはっけん】一日一モツ!「モツ煮専門店わんや」

今年4月、成田市並木町にオープンした「モツ煮専門店わんや」は、店主・後藤もつさんの「モツ愛」が半端ないっ!!
そんな後藤さんのモツ煮が、美味くないワケがない! 絶品です♪

【メニューはシンプル♪モツ煮&うどん&カレー】

メニューはモツ煮をメインに、ご飯、うどん、カレーとの組み合わせ。

【素材にとことんこだわり!】

朝引きの千葉県産豚モツを、その日のうちに手間暇惜しまず下処理し、煮込んで一晩寝かせた自慢のモツ煮。
モツは混ぜ物なしの特定の部位のみを使用しています。
味噌も千産千消にこだわり、近隣の味噌を一通り試したもののしっくり来ず、たまたま出会った茨城県の味噌工房「やしろ味噌」の、熟成年月で味わいの違う1年物・2年物・4年物と、その他2種類の味噌を、試行錯誤してブレンドしたオリジナル。

一切妥協なし、とことんこだわり抜いた素材で煮込んだ一品は、あっさりめでコレステロール値も低め。
モツは苦手というお客様も思わず食べてしまう仕上がりです。

取材時にいらっしゃったお客様も、実はモツは苦手だけど専門店と知らずに入店、しかも胃を全摘したという方でしたが、「美味しい・・・。モツを見直したわ」。
「モツのイメージを変えたいんです。『一日一モツ』と言っていただけることを夢見て、毎日モツを仕込んでいます」というポリシーの店主が、飛びっ切りの笑顔になりました。

店主のモツ愛!

うどんも、好きが高じて10年ほど前から独自に学び、讃岐にまで通い、最初はうどん屋を開業した店主が、何十種類も試してたどり着いた麺です。
もちもちした麺は関西人も納得の美味しさで、モツ煮と良く合います♪

定食にもできます
辛みそもつ煮込みうどん 辛さは調整してくれます♪

「モツカレーは出来ないんですか?」
お客様の一言に「アリだな~」と試作を開始。
家族にアドバイスをもらいながら、スパイスブレンド十数種類と隠し味の研究を重ねた一品は、「午前11時と午後3時に食べるカレーの味が変わることに気づいてからは、作りたての味を保ち、品質を落とさないために、あえて真空パック保存しています」。

「モツ」も「カレー」も大好物の記者。
興味津々でいただきました♪
どちらも主張の強い2品。味の想像がつきませんでしたが・・・。
アリです!
スパイシーなカレーと、しっかりした煮込みモツが、不思議なことにどちらの味もじゃませず両立しています!
一皿で2品いただいているような感覚です。
モツカレーのリピーターも多いそうです。
好きな人がハマるのが分かります♪

モツカレーうどん!

【後藤さんのモツ物語】

《実家はモツ焼きの名店「浜田屋」》
後藤さんの実家は、千葉駅近くで創業54年の老舗にして名店・モツ焼き専門店「浜田屋」。
その店で3才の時から串を刺していたという後藤さん。
「忙しい時は、遊びに来た友だちまで手伝わされました(笑)」。

《最初はうどん屋を開業》
OLを経て、実家と同じモツ焼き屋を新たに開店したかった後藤さんでしたが、アルコールを扱う営業のハードルが高く、修業を積んでもともと好きだったうどん屋を開業しました。
こだわりの後藤さんは、うどん屋時代も出汁に雑味が出てしまった日は、店を閉めるというこだわりよう。
「お客様がいるところに行こう」と2年後には移動販売専門になり、イベントなどで出店する日々の中、慣れ親しんだモツ煮も販売したところ、行列に!

《モツ煮込みうどん誕生のエピソード》
ある日、お客様がノリで、うどんとモツ煮を合わせて食べて「美味しい!」。
後藤さんも食べてみたところ冷めても美味しかったので、そこからさらに美味しさを追究しました。
結果、キッチンカーではベストのモツ煮込みうどんを作れないと、再び店舗営業に戻り、今年4月に並木町にオープンしたのが、モツ煮専門店「わんや」です♪

【メディアからも注目】

雑誌と千葉テレビに取り上げられてからは、旭、東金、香取、印西など遠方からのリピーターも増えたそう♪
営業日時やイベント出店は、モツ煮専門店わんやのホームページでお確かめください。

日月休。土曜日はイベント出店ありの場合は店休

(12月の店舗営業は26日のみ。27・28・29日は、8時~11時に成田市場でモツ煮のみ販売。
来月以降の営業日は前出のホームページをご覧ください)

ウッディーな店内が落ち着きます♪

 

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。