本日11月6日(月)から9日(木)まで、成田市役所1階ロビーで、(一社)日本皐月協会成田支部の「さつき秋季展示会」が開催されています。
春のさつきは華やかな花を競いますが、秋のさつきは「花がない分、木そのものの形、造りのごまかしがききません」と話すのは、支部長の鈴木日出男さん。
よく見ると、つぼみがたくさんついています。
中には、春の気温と同じくらいの日に、勘違いして咲いている花もあります。
春に花が美しくのびやかに咲くように、半分くらいは間引くそうです。
秋の展示会は、華やかさを出すために主木作品に「添え物」がセットで展示されていますので、「さつきと一体で観てください」とのこと。
鈴木支部長は、趣味の陶芸で作った作品に「添え物」を飾っています。
鈴木支部長の「さつきライフ」は、専門誌に4ページにわたって紹介されるほどです。
さつきは、太陽の光を求めて、日当たりの悪い部分の枝の方が伸びたりするそうです。
美しい作品に仕上げるために、日光、風通し、置き方などに気持ちを遣いながら、通年、手をかけられたさつきたち。
一堂に会した秋のさつきを、愛でにいかれてはいかがでしょうか。