【速報】公津の杜中が圧勝! 若獅子杯 勝因は「質の高い練習」

本日、準決勝・決勝が公津の杜中学校で行われた「平成29年度成田市文化祭大会『若獅子旗杯』サッカー大会」は、公津の杜中学校の圧勝で幕を閉じました。

《準決勝》公津の杜4―0中台/吾妻1―0西
《決勝》公津の杜5(前半2・後半3)―0吾妻

公津の杜中学校に勝因を伺いました。

【飯嶋徹士選手(2年)】 
決勝戦の5点はすべて飯嶋選手が決めました。
予選・準決勝も合わせると、4試合で9点と驚異の得点力です。
決勝戦では、ゴール前で冷静に吾妻の動きを見極め、5回ゴールネットを揺らしました。
「日々の練習で、地味なことでも1つ1つ、質を上げることにこだわって練習しています。
例えばパスは、相手が取りやすいボールを出すこと、シュート練習もいろいろな状況を想定して、ゴールにつなげられるよう意識しています。
それが試合のプレーで表現でき、結果として優勝できて良かったです。
ここから大会は続いていくので、これからも気を抜かず練習していきたいと思います」

【坂本遥哉部長(2年)】
頼りになるキーパーとしてゴールを守り、普段からチームをまとめている坂本選手。
今大会、チームは無失点です。
「10月の郡新人戦で優勝しているので、この大会は絶対に勝たなきゃいけないと臨みました。
新チームになってから、朝の校庭6周のランニングもペースを上げ、力を抜かないで走るなど、日々の練習の質を1つ1つ上げました。
また、全員で声を出して、雰囲気を高められるようにしてきました。
今日も最後まで全員が全力を出し切れました。
11日から始まる県大会はベスト4が目標です」

【窪田一城先生】
「今の2年生は、昨年、上の代から試合に出ている選手が多く、経験を積んでいることが大きいです。
多い時には、昨年から7人が試合に出ていました。
身体が小さい選手が多く、練習量を増やすとケガにつながるので、休みはしっかり取り、その分、練習でパス、シュートなどの精度にこだわっています。
大きく蹴ってしまうとフィジカル勝負になってしまうので、そうしないためにもパスの精度を上げてきました。
新チームは、最初から県大会を目指すことを目的にしました。
千葉や他地区の、身体の大きな選手のチームと練習試合を多く組み、フィジカルも気持もやられないように、慣れさせてきました。
郡新人では、準決勝で四街道さんに1―0、決勝は四街道旭さんに2―1と、苦しい戦いに競り勝ちました。
そのことで気持ちに余裕が出来て、今日は落ち着いて戦えました。
サッカーが好きな子どもたちが多く、休みの日もみんなでプロの試合を観に行っています。
県大会ではベスト4が目標です」。

守備の最後の砦・坂本選手と、最前線で驚異の得点力を発揮する飯嶋選手は、ともに郡の選抜選手。
中の選手たちも、昨年から上級生に混じって活躍する能力の高さがそろった今年のチーム。
県大会での公津の杜中学校の活躍が楽しみです♪
頑張れ! 公津の杜中サッカー部!

※決勝戦の写真は、後日アップします。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。