新生・劇団オムライスの『銀河旋律』 8/26・27 4パターンのキャストで4公演!  生バンドも入ります♪

8月26日(土)・27日(日)、成田国際文化会館ロビーで、劇団オムライスロビー公演『銀河旋律』が上演されます。
劇団オムライスは、成田の若手演劇集団。
3年前に旗揚げした飯島誠一さんから、遠藤悠歩さんが今年度代表を引き継ぎ、新メンバーによる初公演となります。

【銀河旋律 ストーリー】

舞台は、タイムマシンが実用化され、一般人がタイムトラベルできるようになった時代。
「過去を変えてはいけない」というルールを破ったタイムトラベラーの事件を報道していたニュースキャスターの柿本光介が、本番中、軽いめまいに襲われる。
めまいの原因は、柿本の過去が改変されたこと。
柿本と、結婚を約束した高校音楽教師・はるかの過去が変えられたのは、これで2度目。
はるかを奪おうとする、元同僚教師・サルマルの仕業だった。
サルマルは過去を変え、はるかと結婚。
柿本は、はるかを取り戻すため、地位も名誉も捨てて、過去へとさかのぼる・・・。
はたして柿本と、はるかの運命は・・・。

【テンポの速い60分】

『銀河旋律』は、かつて俳優・上川隆也さんも所属したプロの演劇集団キャラメルボックスの代表作。

タイムトラベルという設定ながら、全編に万葉集テイストがちりばめられたラブストーリー、テンポの速い展開に60分ひきつけられます。

【4回公演すべて違うキャストで魅せます!】

今回の公演は、本家同様、4回の公演がすべて違うキャストの組み合わせで上演されます。
個性様々な劇団オムライスのメンバーに加え、毎回、違う客演メンバーが加わり、同じ台本ながら全く違う味わいの舞台になるため、「4回とも観て、違いを楽しんでください!」と、メンバーは口をそろえます。

【ステージはロビー!本番では生バンドが演奏♪】

今回は、成田国際文化会館ロビーでの公演に挑戦!
舞台とは違うシチュエーションで、劇団オムライスがどう観せるのかも見どころです。
楽曲提供は「セットラウンドリー」。
bayfm番組でメインパーソナリティーを務めたり、稲毛海浜公園野外音楽堂で単独フリーイベントを成功させるなど、地元千葉を中心とした活動を展開している男女混成歌モノバンドです。
今公演のために書き下ろした曲はじめダンスナンバーなどの生演奏で演技とコラボするため、本番ではロビーに登場します!

【遠藤新代表に聞きました♪】

本気で舞台俳優を目指し中の遠藤さん。
元代表の飯島さんに新代表を任されました。
「大人数をまとめた経験がないので、みんなに助けられながらやっています。
今回『銀河旋律』に決めたのは、第2回公演で上演したときの稽古風景が良かったから。
もう一度、新しいメンバーでやりたいと思いました。
ゲストもたくさん呼び、演出も違い、いつ観ても新しいステージになるので、4回ともぜひ観ていただきたい。
楽曲を書き下ろしてくれたセットラウンドリーさんとのコラボも珍しいと思います」。

【出演者に聞きました】

《阿部弘雅さん》(主役の柿本&タイムトラベル随行員・ヤマノウエ役)
成田国際高校演劇部出身22歳の阿部さん。
ひときわ観衆をひきつける魅力的な声の持ち主は、声優を目指して修業中です。
今回は、3年前の地元演劇イベントで出逢った劇団オムライス元代表の飯島さんに、声をかけられて2回目の出演。
「3年前、自分の舞台を初めて見た飯島に『先輩の演技、特に魅力を感じなかった』と言われ、悔しかった。
今回、その彼に誘ってもらったので、その裁量に応えて恩返ししたい。
認められるよう、本番に出し切れるよう頑張りたい。
自分は真面目に作り込んだものを観てもらいたいというタイプ。
器用な人間ではなく、『こう演じて』と言われてすぐに出来るということがないので、公演中は相手に対して役と同じ感情を持つようにもっていったり、バックボーンを考えて作り込みます。そういうところを観ていただきたい。
お客さんがたくさんいても緊張せず、楽しめるように、公演までもっていきたいと思います」。
自らを不器用と評する阿部さんが、今回、いちばん努力しているのはダンスシーンだそう。
「ダンス練習中は『なんで出演を引き受けたんだろう』と、何度も思いました(笑)。
そのたびに『努力は見える』と自分に言い聞かせてきました。
必死に練習してきた成果も見てもらいたいです」。
ストーリーの見どころには、ニュースキャスターの相棒ヨシノと柿本の過去が変わっていくところ、はるかとの電話のシーン、はるかとのもう一度の出逢いの3点を上げました。

 

《新埜 楓さん》(はるか&お天気お姉さん役)
前回公演に続き、2回目のはるか役を務める新埜さん。
「前回は演劇を始めて間もなく、慣れていなかったのでぎこちなかったけど、台本を読み込めるようになったので、今回は感情の入れ方だったり、他の作品の演劇経験も乗せられるようになってきました。
柿本との掛け合いが多いので、普段から2人の柿本役と仲を深め、演技に生かしていきたい。
一番観てほしいのは、2人の電話のシーンです。
はるかは優しい感じだけど、あのシーンは普段のはるかとは違うイメージなので」と、はるかそのものに微笑みました。

【思わずうなるラストシーン】

30年ほど前に書かれた脚本ながら、個人的にラストシーンには昨年大ヒットした某アニメ映画が思い出され、思わずうなりました。
必見のラストシーンを観に、ぜひ会場に足をお運びください。

本番まで必死に練習と話し合いを重ねます

◆劇団オムライスロビー公演『銀河旋律』◆

▽8月26日(土) 14時~/18時~ 8月27日(日) 13時~/17時~
▽成田国際文化会館ロビー
▽一般 1000円/高校生以下 500円/小学生以下無料 ※当日清算制
予約ご希望の方は、お名前・枚数・ご希望の日時を
gingaomu2017@gmail.comまで

 

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。