『Times』~劇団オムライスクリスマス公演~ 12/25 入場無料 観に来てね!

成田で活動する若手演劇集団・劇団オムライスが、12月25日(日)、千葉県文化会館小ホールで、クリスマス公演を行います。

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今回の作品『Times』は、平成28年度千葉県舞台芸術企画募集採択作品。
千葉県が、多彩で個性あふれる新たな「ちば文化」の創造を目指して、県民の舞台芸術活動に対して助成するという企画に応募し、プレゼンテーションなどを経て採択されたオリジナル作品です♪

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【あらすじ】

20年前に交通事故で亡くなった母のことが、26歳の若葉洸太郎の家族に影を落としている。
そんなとき、友人がタイムマシンの研究をしていることを知った洸太郎は、母を助けるために20年前に飛ぶ・・・。はたして未来は変えられるのか・・・。

 

【飯島代表最後の演出作品】

劇団オムライスは、2014年に高校生だった飯島誠一代表が旗揚げした劇団ですが、飯島代表は今作品の演出を最後に代表を退き、後進に譲ります。
Q.最後の演出作品ということで、今どんなお気持ちですか?
%e9%a3%af%e5%b3%b6%e4%bb%a3%e8%a1%a8A.今作品は6作目。やりきった感があるので、寂しい気持ちはありません。
タイムトラベル物が好きなので、最後の作品も「過去に飛ばして」と脚本担当に頼みました。
久しぶりのオリジナルです。
高校時代に、若さとバカさをモットーに立ち上げましたが、最近は若さが下降気味でした。
久々に若さを前面に出したいと創りました。
旗揚げメンバー全員に声をかけ、出演できる人には出てもらっています。
「劇オム」の作品は、悪役がいない作品ばかりです。
お客さんには、あったかい気持ちになって帰ってほしい。
千葉に、演劇に取り組むこんな若者たちがいることを知ってほしいので、みなさん、観にきてください。
今後の「劇オム」も応援よろしくお願いいたします。

通し稽古の後、みんなでアイデアを出し合う
通し稽古の後、みんなでアイデアを出し合う

【主役は養成所に通うセイタさん】

dsc_8076若葉洸太郎役は、セイタさん。
今年4月から、俳優養成所で本格的に勉強しているだけあって、飛躍的な成長の真っ最中です。
よく通る声と芝居が、舞台に芯を持たせます。
「ずっと出っ放しの舞台は初めて。一息つく暇もありません。時空や場面を行き来するので、切り替えが難しい。あと1週間、詰められるところがたくさん見えてきたので、詰めていきたい。
今回は初回以来のオリジナル作品。節目の作品になるので、劇団オムライスらしい若さとバカさ、そして変遷を感じ取っていただきたいです」。

【洸太郎を助ける喬子役・河野光里さん】

dsc_8167 「今回は30才と50才を演じます。実年齢より一回りも上の役をやったことはありません。
舞台上に、3場面を表す机や椅子が同時に置かれているので、移動するのも演じ分けるのも難しい。
旗揚げ公演は30分のオリジナル作品だった。急きょ代役で出ました。
今回は1時間30分のオリジナル作品。
飯島さんの最後の演出作品なので、今までのオムライスを詰め込んだ集大成を見てもらいたいです」。

【オムライスらしい若さとバカさ】

dsc_8177今作にも、成田市民劇団の若きベテラン、川崎マヨラさんが客員出演します。
マヨラさんは、劇団オムライスではバカさを生み出す担当。
練習ごとにいろいろな仕掛けをアドリブで出してきては、他の出演者がそれを受け、お客様がいちばん笑ってくれる演出を模索しています。
当日の演出が楽しみです。

劇団オムライス節目のオリジナル作品。
90分間、「未来は変えられるのかな・・・?」と、引きずり込まれます!
クリスマスに、ほっこりあったまりに行かれてはいかがでしょう。

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▽12月25日(日) 14時開演(13時30分開場)
▽千葉県文化会館小ホール
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▽入場無料
[作]浅野雷太
[演出]飯島誠一
[主催]劇団オムライス 公益財団法人千葉県文化振興財団
[助成]千葉県
[キャスト]
セイタ・河野光里・遠藤悠歩・有村治世・三好聖・新埜楓・ふみやますぎや・三瓶弘樹
以上劇団オムライス

川崎マヨラ(成田市民劇団)
土橋美月
曽志崎璃菜
荻野桜子

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。