チーム一丸全員野球 声出しで流れを呼び込んだ並木ペイシェンスが新人戦を制す!

並木ペイシェンス優勝の結果を先にお伝えした、少年野球の成田市新人戦(第20回成田市スポーツ少年団秋季交流戦)。
13チームの戦績は次の通りです。

《1回戦》
成田ブラックエンジェルス6―3大栄クラブルーキーズ/並木ペイシェンス3―2久住サニーズ/成少フォックス8―1成田マリーシアズ/三里塚ライナース6―1成田ゴールデンウィングス/神宮寺ライガース10―4豊住ヤンガース

《準々決勝》
成田ブラック8―1公津少年野球クラブ/並木9―8成少/三里塚11―7吾妻スターズ/神宮寺6―1下総ファイターズ

《準決勝》
並木15―3成田ブラック/三里塚7―0神宮寺

《3位決定戦》
神宮寺6―5成田ブラック

3位:神宮寺ライガース
3位:神宮寺ライガース

《決勝》並木11―5三里塚

優勝:並木ペイシェンス
優勝:並木ペイシェンス
準優勝:三里塚ライナース
準優勝:三里塚ライナース

【個人賞】 (敬称略)
最優秀選手賞:大伴隼斗(並木)

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優秀選手賞:渡邉駿弥(並木)/亀崎圭市(三里塚)


敢闘賞:平峯佑亮(神宮寺)/會田修大(成田ブラック)


 

決勝は、ともに準決勝を大差で制した並木ペイシェンスVS三里塚ライナースの戦いとなりました。

先攻は、試合前から、ひときわ大声で気合を入れていた並木。
1番が2塁打で出塁したのを皮切りに、一挙10打者の猛攻で、初回に6点を挙げます。

並木は2回にも手を緩めず、9人の攻撃でさらに4加点。
しかし、あきらめない三里塚も、その裏、1点を返します。

3回、徐々にミスが少なくなった三里塚は、並木の加点を1点で抑えます。

4回、三里塚は並木を初めて0点に抑えると、その裏、流れを引き寄せました。
満塁までランナーをため、押し出しで1点をもらったのを皮切りに、この回一挙4得点。
5回に期待をつなげます。

三里塚は、5回も並木を0点に抑えました。
その裏、2塁打が出るなど最後まで懸命なプレーを見せましたが、得点ならずで、ゲームセットとなりました。

《表彰式》

並木ペイシェンスは、昨年に続き、新人戦連覇となりました。

今大会の結果をもって、3位までの並木ペイシェンス、三里塚ライナース、神宮寺ライガースは、29年度全日本学童北総ブロック大会への出場権を得ました。

 ★優勝した並木ペイシェンス・加藤滋監督インタビュー

記者:今日もよく声が出ていましたね。
さらにパワーアップしたように聞こえました。
監督:野球は「流れ」なので、流れを引き付けておくために、声出しの練習もしています。劣勢でも声を出していれば、流れはこちらにずっとある。
記者:ベンチの選手も、プレーしているのと同じくらい全力で声出しをしていました。
監督:子どもたちには『全員がレギュラーだよ』と言ってあります。全員に役割を与えています。
例えば、キャッチャーが攻撃から守備に戻るとき、プロテクターやレガース(すね当て)などを、すばやく着装するのをサポートする役目とか、ボールボーイとか。
少年野球は時間制限があるので、早く進行しなければなりません。
実際に3秒差で勝ったこともあります。
個々の役目が勝利につながるということです。
記者:全員野球ですね。
監督:そうですね。
記者:今大会の勝因の分析をお願いします。
監督:今大会は、直前までピッチャー陣のストライクが入らなかった。
あまり打てないチームなので、点はそう取れない。
打たせて守り抜くよ、0点で抑えていれば1点で勝てるよ、守備からだよと教えています。
練習を積んだ、バントを絡めた走塁がうまく出せました。
いちばんは、チーム一丸となったこと。それがすべてだと思います。

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。