成田高校女子駅伝チーム 4年ぶりの都大路へ! ②

【4区3km 端山絢音(3年)】9分57秒 区間2位

昨年アンカーとして準優勝の悔しさを味わった端山選手。
「アンカーでリベンジしたかった」と、笑顔はありません。
1秒差で区間賞を逃した悔しさもにじみ出ます。


「最低限まとめたというレースになりました。
3年生として、やらなきゃっていう気持ちが強くて、練習でも1週間前から力みがありました。
でも、前々日の刺激(練習)のタイムや感覚が良く、身体が動いたことで不安がなくなり、楽に臨めました。
アンカーの新堂に、気持ちよくつなぐことだけを考えて走りました」。

「今年は層が厚くて、全国で通用すると思います。
成田は加世田だけじゃないと知ってもらいたいので、2番手としてしっかり走りたい。
今年のチームは、全員が選手という雰囲気ですが、3年の意地を見せて5区を走りたい。あとはやるだけです。県駅伝は気負いすぎた。全国で失うものは何もないので、楽しみたい。応援してくれる人たちに『成田は楽しそうに走ってる』と思ってもらえる走りをしたい」と、ひときわ強い気持ちを表しました。

【5区5km 新堂桃子(3年)】16分59秒 区間1位

8月にケガから復帰したばかりの新堂選手。
「目標は『リラックスしてラスト上げられるように』でしたが、前半力んでしまい、思ったより入りが遅くなってしまった。リズムは最初の上り坂で作ることができました。折り返し地点で2位との差があることが分かり、もっと離そうと下り坂で上げました。
ラスト1000m、沿道から「すごい速い!」って声が聞こえて、力になりました。
ラストが弱くて、いつも抜かされる。今日は踏ん張って、試走と違って上げられた」と、笑顔が出ました。


《ゴールで待つ仲間の元へ》

全国に向けては「まずメンバーに入ること。チーム内で負けない。京都もアンカーで全国でも通用する走りをしたい。2か月で覚醒したい」と、自身を鼓舞しました。

成田高校は1時間10分05秒、2位に1分21秒の大差をつける横綱優勝で、都大路に臨みます。  (続く)

ゴール直後の笑顔♪
ゴール直後の笑顔♪

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。