成田出身・Yuki Saito監督が長編商業映画デビュー! 不朽の名作『古都』に挑戦! 12/3全国公開!

成田出身の映画監督Yuki  Saitoが、長編商業映画デビューします!

作品は、なんと、川端康成の不朽の名作『古都』。
岩下志麻と山口百恵の主演で、過去に2度映画化されていますが、今年、松雪泰子主演で3度目の映画化、12月3日に全国公開されることになりました。

今回の映画化は、川端康成が生涯かけて抱いていた「美しい京都の自然を遺し守り、後世にいかに引き継ぐのか」という願いに、引き寄せられるように集まった人々のプロジェクトです。
その中で、監督として白羽の矢が立ったのが、ハリウッド経験を持つYuki  Saito監督でした。

今作品が過去2作品と大きく異なるのは、京都とパリを舞台に、原作の「その後」を描いた現代版であるということです。

【成田出身のYuki  Saito!】

Yuki  Saito監督は、高校卒業後、渡米。
本場ハリウッドで8年間映画作りを学び、2006年に帰国後は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』他、名匠の撮影現場に参加。

2015年、短編映画『ゴッサム ジャンブル パフェ』でショートショートフィルムフェスティバル&アジア史上初となる4度目の「観客賞」を受賞後、世界各国20以上の映画祭で上映。

また、農林水産省とコラボし、日本食文化をテーマに制作された短編映画『しゃぶしゃぶスピリット』は、世界各国40以上の映画祭で上映され、アメリカの The Indie FEST Film Awardsで優秀賞を受賞するなど、活躍を世界に広げています。

2012年に被災地のペットたちの救援活動をドキュメントしたCM『インスタントペットハウス』が、カンヌ国際広告祭「Direct 部門」でシルバーとブロンズ、「Design 部門」でブロンズを受賞。
2013年サンシャイン水族館『ペンギンナビ』が、カンヌ国際広告祭「Mobile部門」でシルバーとブロンズを受賞、2014年に「Design 部門」でゴールドを受賞しました。

ドラマでは『ロボサン』で、第68回日本映画テレビ技術協会 VFX 部門映像技術賞を受賞。
2016年4月クールに放送された『昼のセント酒』が話題に。

そして、今回、 満を持してメガホンを取った長編商業映画デビュー作が、不朽の名作『古都』です。
一度海外に出た世界視点から、日本が誇る京都の圧倒的な美しさ、凛とした「日本の精神」を五感で体感できる作品に仕上げました。

【Yuki  Saito監督のコメント】

古き伝統を、いかに次の世代に継承すべきか?
季節の移ろいは変わらないのに、人の価値観は時代と共に変わっていきます。
しかし、そのDNAレベルに刻まれた精神は揺るぎません。
過去に2人の偉大な映画監督によって映画化された川端康成先生の原作を、そのままに焼き増しするのではなく、今の時代を生きる自分の視点で、新しい『古都』に挑戦しました。
この志のもとに集まった、主演の松雪泰子さんはじめ、最高のキャスト&クルーにより、日本の伝統・文化・精神を、世界へ発信できれば幸いです。

【京都とパリ 2つの『古都』を舞台に 母と娘の人生が交差する物語】

今作品は、1962年に刊行された川端康成『古都』の現代版。
原作では描かれなかった、大人になった主人公たちの物語として映像化されています。
主演の松雪康子が、双子を一人二役で演じます。
それぞれの娘は、橋本愛と成海璃子。
京都とパリ、2つの「古都」を舞台に、物語は進みます。

松雪2

松雪さん

橋本さん

成海さん

【今回の『古都』はココがすごい!】

今回の『古都』は、本物の京都を描き切ろうと、究極の「ほんまもん」へのこだわりが満載です!

その1:茶道のシーンでは、裏千家今日庵の全面協力により、国宝級の道具を借用、家元が監修。

その2:華道のシーンでは池坊専好次期家元が、禅のシーンでは妙心寺退蔵院松山大耕住職が、自ら出演。

その3:松雪康子着用の和装は、宮内庁御用達・藤井寛の着物や、山口美術織物の帯をはじめ、総額2000万超え。

その4:川端康成本人が取材に訪れた、先代・田畑喜八との交流を知る5代目・田畑喜八が、『古都』のために、橋本愛着用の着物をデザイン。

その5:オールロケの京都府・京都市が後援した、初めての映画企画。

ただものではない、こだわり方です・・・。

【2020東京オリンピックに向けて 日本の素晴らしさを世界に先行発信!】

京都とパリの美しい風景、「ほんまもん」に彩られた映像美・・・。
その映像の美しさが、フランス前総領事から絶賛され、すでに7月のパリ祭で上演されたそうです。

2020年の東京オリンピックに向けて、世界中から注目を浴びる日本に、私たち日本人が日本の素晴らしさを再認識出来る、そして世界に向け、日本文化を現代表現する映画に仕上がっています。
期待が膨らむ新しい『古都』。
成田出身の監督がメガホンを取ったとなると、より興味が深まります♪

【12月4日(日) 成田HUMAXシネマズで監督が舞台挨拶】

全国公開は12月3日(土)。
12月4日(日)には、成田HUMAXシネマズ13時20分の回の上映終了後、Yuki Saito監督が舞台挨拶に立ちます。

すでに11月19日から、インターネットチケット販売が始まっています。
窓口販売は、インターネット販売で残席がある場合のみの販売となります。
詳細は、成田HUMAXシネマズのホームページ

映画『古都』公式ホームページ

ぜひ、足をお運びください♪

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。