明日7月31日に東京の両国国技館で開催される「第32回わんぱく相撲全国大会」に、成田チームの石川晃地くん(成田小6年)、赤地良介くん(加良部小5年)、中田李空くん(東金東小4年)が出場します!
【4・5・6年の成田場所横綱が全国へ】
3人は、5月に行われた「わんぱく相撲 成田場所」の各学年の横綱です。
今月3日に開催された千葉ブロック大会にチームとして出場し、見事3位に輝き、全国大会への切符を手に入れました。
7月27日、成田市役所で激励会が開かれました。
来所したのは、石渡孝春成田市相撲連盟会長、菊地裕文(一社)成田青年会議所専務理事、小野瀬篤嗣(一社)成田青年会議所未来創考委員会委員長、中田米光成田市相撲連盟理事長と3選手。
小泉一成成田市長、伊藤竹夫成田市議会議長、関根賢次副市長、関川義雄教育長がお迎えしました。
【3選手の特徴】
中田理事長が各選手を紹介。
「中田君は千葉県大会全勝です。するどい、スピードある選手です。赤地君は、まれにみる技能派、どういう技が出てくるかわからない、びっくりするような技を次から次へと展開します。キャプテンの石川君は、まわしを取って前に出る、スピードのある選手です。3人とも全国大会でも期待できます」と、それぞれの特徴を話しました。
【全力で戦ってきます】
小泉市長は「3人の日頃の努力のたまもの。まず、千葉県民620万の代表、そして成田の代表です。成田ここにありと成田の名を轟かせてください。体調管理をしっかりして、頑張ると同時に楽しんでください」、伊藤市議会議長は「後輩たちの目標になる悔いのない試合をしてきてください。監督さんやコーチに言われるのではなく、自分たちで体調管理をしてください。相撲を通して、心の大きな立派な人間に育ってくれることを期待しています」と激励しました。
選手を代表して石川君が、「全力で戦ってきますので、応援をよろしくお願いいたします」と抱負を述べました。
【練習熱心な子どもたち】
成田チームが全国大会に出場するのは、今回で8回目。
成田は、中台運動公園に相撲場がある恵まれた環境のため、中田君は、稽古の場を求めて、東金から毎週成田まで通っています。
「今回は、県は難しいかなとあきらめていましたが、李空君の全勝が大きかったですね。練習は、毎週日曜日の9時から12時までですが、熱が入ると1時ごろになります。子どもたちが納得いくまで止めないんです。頭で考えるものではなく、身体で覚えるものですから」と中田理事長。
【小泉市長と縁のある錦戸部屋に前泊】
3選手は、大会前日、錦戸部屋に泊まります。
錦戸部屋の師匠は、元関脇の水戸泉。
歓談の中で、じつは水戸泉関と小泉市長に交流があることが、披露されました。
約30年前、大相撲の地方巡業「成田場所」があったとき、水戸泉関が小泉市長の実家の旅館に泊まったことが縁となり、断髪式や結婚式、錦戸部屋の行事にも呼ばれる間柄です。
小泉市長は「相撲部屋に泊まるのも良い経験だね。関取たちも観にくるでしょう。錦戸部屋からスカウトが来るかも。良い報告を期待してます」と期待を込めました。