7月15日、「第32回関東少年少女ハンドボール大会」と「第29回全国小学生ハンドボール大会」への出場を決めた成田デルフィンが、成田市役所を訪れ、激励会が開かれました。
同チームは、6月に行われた千葉県小学生大会で、創部10年目にして初優勝を飾り、関東大会と全国大会の出場権を得たものです。
県大会の戦績は次の通り。
24―6日吉台バード/37―7佐原クラブ/23―18 HC市川
【補欠要員なしで勝負に挑む 成田デルフィン】
この日、成田市役所を訪れたのは、風間勝也成田市ハンドボール協会会長、長沢亮監督、實原みちるキャプテン(橋賀台小6年)、湯浅栞奈(神宮寺小6年)、野口彩花(橋賀台小6年)、浅野光希(神宮寺小6年)、宮下結衣(橋賀台小6年)、成田汐里(久住小5年)、野口奈々葉(橋賀台小4年)の各選手。
成田デルフィンの団員数は21名(4/13現在)ですが、女子は7名だけ。
ハンドボールは7人制なので、なんと補欠要員なし。
チームワークと選手たちの頑張りで、県大会を勝ち抜きました。
【昨年の関東大会を観戦して】
昨年、千葉で関東大会があり、成田デルフィンは、千葉県代表チームの応援に行きました。
それまでは、楽しくプレーしていた選手たちでしたが、この観戦経験が「自分たちも出場したい!勝ち上がりたい!」という強い気持ちを生むことになります。
選手たちは、勝つために厳しい練習にチャレンジするようになりました。ハンドボールはチーム数も少ないため、練習相手を求めて、東京、埼玉と遠征を重ねました。
「保護者の方のご協力もあって、辛い練習に耐えてきた甲斐がありました」と、長沢監督も感慨深げです。
【成田の名を全国にとどろかせて】
小泉一成成田市長は、「相当、練習を積まれたことと思います。ギリギリの7人で戦うということで、体調管理に充分気を付けてください。みなさんのユニフォームの胸には『NARITA』と書かれています。関東・全国に『成田』の名をとどろかせてください。県の代表として、市川、日吉台の分まで活躍してください。また、大きな大会を楽しんでいただくことを願っています」と激励しました。
伊藤竹夫成田市議会議長は、「関東・全国大会出場は素晴らしい経験であり、みなさんの財産になると思います。それだけでなく、これから後輩の目標になると思います。悔いが残らないよう全力で頑張ってください。少しでも良い結果を出せるよう応援しています。期待しています」と鼓舞しました。
【うなりくんがプレゼントされました】
激励金と、「願いが叶うなり」のうなりくん、「かばんに付けてね」とうなりくんストラップが贈呈されました。
【頼もしい決意表明】
続いて、選手たちが大会に向けて決意を表明しました。
實原キャプテンが「みんなを引っ張って、全国大会に向けて、心をひとつにして頑張りたい」と口火を切ると、「得意なロングシュートを決めて盛り上げます」「唯一の左利きなので、特徴を生かしてチームのために頑張ります」「キーパーは最後の砦と攻めの起点なので、私が止めて、みんなの気持ちを上げたい」「入部して間もないのですが、試合ではラッキーガールになって、点を決めたい」「チームプレーで点を決めたい。誰よりも大きな声を出して、盛り上げていきたい」「千葉県代表として、成田市ハンドボールの実力を全国で発揮してきます」と、それぞれがチームにおける自分の役割を充分に理解した、具体的な目標を力強く宣言しました。
【昨年全国優勝チームと 関東2回戦で激突】
成田デルフィンは、関東大会の初戦を勝ち上がると、2回戦で昨年の全国覇者と対戦します。
長沢監督は「勝つことによって、デルフィンの名を全国に上げたい。中学にはハンドボール部がないのが鬼門。この子たちが頑張ってくれることによって、光が見えてくるのではないかと思っています」と、高い目標を掲げました。
成田デルフィンは、7月23日(土)、八王子で開催される関東大会の初戦を多摩ハンドボールクラブと、同29日(金)、京都で開催される全国大会初戦を、宮城県の古川GEと戦います!
関東・全国に「成田」の名を、とどろかせてください!
頑張れ! 成田デルフィン!

