2月27日、成田市中台運動公園球技場で、少年サッカーの「第4回スポーツ・みどり振興財団杯争奪グランドチャンピオンシップ大会」が開催されました。
この大会は成田市春季・秋季大会の順位結果に基づくトーナメント戦で、順位の低いチームがより多くの試合を勝ち上がらなくてはならない仕組みになっています。
今年度は、成田SSSが4戦を勝ち上がる下剋上を果たし、見事に優勝しました。
過去に3戦勝利の優勝はありましたが、4戦勝ち抜いての優勝は、大会初の快挙だそうです。
決勝戦は、ともに準決勝のPK戦をものにした、成田SSSとFCボレイロ成田の戦いとなりました。
20分ハーフの前後半を、両チーム互いに守りきり、無得点のまま、勝負は延長戦へ。
試合が動いたのは、延長前半4分でした。
成田SSSのMF坂根選手が1人で運んで打ったミドルシュートが、いいコースで、ついにゴールネットを揺らします。
ボレイロも懸命にボールを追いましたが、成田SSSが、延長戦の残り6分間、この貴重な1点を守りきり、嬉しい優勝を飾りました。
岡田雄一監督は、「ボレイロさんにはPK以外で勝ったことがなかった。いつもやられていました。今日は挑戦者の立場で、みんなが粘り強く頑張ってくれた結果だと思います。4試合よく頑張りました。ここまで来られるとは思わなかった。最後の最後は気持ちでした」と話してくれました。
6年生にとっては最後の大会。
講評では、「成田SSSは、4試合勝ち上がるごとに戦術がどんどん上がって、上手になっていきました」と讃えられ、「6年生のみなさんは、中学に行ってもこの仲間で戦ったことを忘れずに、新たなことに挑戦してください」と締めくくられました。



【ふぉとぎゃらりー「大栄FC対FCボレイロ成田の準決勝」】