2月28日、もりんぴあこうづの多目的ホールで、平成26年度成田市児童ふれあい交流事業「カプラブロックで遊ぼう!」(受託 NPO法人 親そだちネットワーク ビジー・ビー)が行われました。講師は、帝京平成大学児童学科講師で認定NPO法人日本グッド・トイ委員会おもちゃコンサルタントの園川緑先生と、公津の杜なかよしひろばのスタッフで同じくグッド・トイ委員会おもちゃコンサルタントの松原寿子さんです。
カプラはフランス生まれの木製ブロック。手の平に乗るほど小さく、形も大きさも1種類というシンプルな木片は、もともと建築物の模型をつくるための部品でした。何でも作れるカプラのヒミツは、厚み1:幅3:長さ15の理想の比率。板と板が吸い付くように重ねられるため、高さ積みの世界記録は17,6メートルだそうです。ずらして積むこともできるので、何十枚、何百枚と使って、様々なものが組み立てられます。赤ちゃんから高齢者までが夢中になる、遊び方自由自在の「魔法の板」は、想像力や集中力を高める効果もある遊具で、1997年にグッド・トイに選定されています。
子どもたちは、会場に入るなり、すぐに重ねたり並べたり、夢中になっていました。カプラは崩れる時の音もきれいなので、よちよち歩きの赤ちゃんも、床いっぱいに広がったカプラの中で、落ち葉遊びをするように楽しんでいました。お父さんやお母さんが高く積んだカプラに頭からスライディングして、音と感触を楽しむ男の子もいました。
1人で集中したり、お友だちや家族が協力して1つの作品をつくったり、会場には様々なワールドが広がりました。
2時間、めいっぱい作品をつくった最後は、「サン・ニ~・イチ!」の掛け声とともに、作品をガラガラドッシャ~ンと壊すことを楽しみました。
2人のお子さん、ご主人と一緒に参加された女性は、「1枚の板がいろいろと変化して楽しくて、飽きないですね。子どもたちも楽しみました。あと10分と言われた時は、残念そうに『え~!』と言ってました」と、カプラの魅力を話してくれました。
もりんぴあこうづ内の「公津の杜なかよしひろば」には、カプラブロック(200ピース)が2箱、常備されています。また、3月14日(土)10時30分~11時30分には、たくさんのカプラが用意される「カプラブロック遊び」も行われます(予約不要。参加無料。直接会場にお越しください)。赤ちゃんから高齢者まで楽しめるカプラブロック。ぜひ、いちど、体験されることをオススメします!
◆公津の杜なかよしひろば◆
▽ご利用できる方:成田市在住の乳幼児と保護者 ▽9時~16時30分 ▽お休み:第4月曜日(祝日の場合は翌日)・12/29~1/3 ▽℡0476(27)7300