1月7日、中台運動公園球技場で、FCボレイロ成田の2017初蹴りが行われ、幼稚園児~小学校6年生、さらにはOB、コーチも一緒に、年齢を超えてチームを組み、ゲームを楽しみました。
【豪華なOBも参加】
この日は、豪華なOBたちも参加しました♪
Jリーガー1年目、モンテディオ山形所属のFW永藤歩選手、千葉県代表として全国選手権を戦ったばかりの市立船橋高校GKの長谷川凌選手(2年)、ジェフユナイテッド市原・千葉U‐18所属の神宮司嶺選手(高校1年)です。
子どもたちは、豪華なOBにあこがれの眼差しを向け、写真やサインを求めていました。
3人と同じピッチに立ち、ゲームを楽しんだ中学3年の高下水月選手は、「遊び感覚でやっていても、ボールを持った瞬間にスイッチが入る感じで、切り替えがすごいと思いました。レベルの高さを痛感しました」と敬服しきりでした。
豪華なOBを迎えての初蹴りを終えた渡辺源蔵監督は、「ボレイロを創設して12年経ちましたが、今、本当に作ってよかったと思います。
OB、現役、保護者、たくさんのつながりが出来ています。
OBたちが、僕の言ったことを覚えていた。
今日はあいさつで、『出る杭は伸ばす』と話しました。
コーチ・保護者にも『ほめて伸ばす』ことをお願いしました。上手い選手だけでなく、1人ひとり、いい所を探す努力をし、褒める準備をしてくださいとお願いしました」と、レベルの高いOB輩出の一端を教えてくれました。
【長谷川凌選手に聞く】
全国高等学校サッカー選手権大会1回戦、対京都橘戦では、プロ入りが決まっている大会屈指のFWの強烈なフリーキックを、しびれるようなパンチングではじき、2回戦の前橋育英戦でもスーパーセーブを見せながらPK戦で敗れた長谷川選手に、お話をうかがいました。
Q.大会を振り返っていただけますか。
A.優勝できなかったのが悔しいです。
PKは自分が止めないと勝てない。
勝負強さが足りませんでした。
日頃の行い、日々の努力が、少しずつ欠けていたのが出たのかと思いました。
応援していただいている立場なので、止めないとダメです。
Q.スーパーセーブは、どうして出来たのですか?
A.信頼しているキーパーコーチに言われた最近の課題を、思い出しながら出来ました。
具体的には、シュートを打たれる前に力が入ってしまうと、ボールの近くまで足を運ぶことができず、遠くの球が止められないから、力を抜いて足を運んでからキャッチする、ということです。
Q.ボレイロの初蹴りに参加した感想は?
A.5・6年生とゲームをやりました。ボレイロは、自分たちの頃より、レベルが上がっていると思いました。
Q.後輩たちに一言お願いします。
A.みんな上手い。上手い選手がそろっていて嬉しい。
自分も夢に向かっている途中ですが、小さい子はもっと可能性があります。
1日1日を大事にして、夢に向かって頑張ってください。
Q.今年の目標と、その後の目標について、教えてください。
A. 今年の目標は全国優勝です。
そのために、今回足りないと感じた、サッカー以外の日々の行いも詰めていきたい。
長谷川がいるから、後ろは任せられると信頼される人間、キーパーになりたい。
人間として、日々練習をしっかりしていきたいと思います。
将来の夢はプロ選手。
はっきりとプロになりたいと思ったのは、高校生になってからです。
今回、少しアピールできたかなと思います。
【神宮司 嶺選手に聞く】
ジェフユナイテッド市原・千葉U‐18所属の神宮司選手に、今年の抱負をうかがいました。
A.昨年は、公式戦にはなかなか出られませんでしたが、今年はまずスタメンを勝ち取ります。
チームの信頼感を得る選手になりたい。
レベルの高いJチームの下部組織で、公式戦にはなかなか出られなかったという神宮司選手ですが、「サッカーは楽しいです!」と、笑顔を輝かせてくれました。
まだ高校1年生で、期待大! 先輩に続いてください♪
※次回は、永藤選手のインタビューをお届けします♪