クレンサACの山口くん 海老根くん 県大会を制し 全国大会に出場♪

7月10日に、千葉県総合スポーツセンター陸上競技場で行われた「第32回全国小学生陸上競技交流大会千葉県選考会」で、成田市中台運動公園で練習するクレンサアスリートクラブ所属の2人が優勝を飾り、全国大会への切符を手に入れました。

 

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 【海老根優大くん 6年100m優勝!】

予選12秒56、準決勝12秒77、決勝12秒76で、千葉県6年男子100mを制した海老根くん。
昨年も5年生100mで優勝しているので、堂々の2連覇です。
この1年で身長が10㎝伸びました。
最近は中学生と一緒に練習しています。
171㎝67㎏、足のサイズはなんと30㎝という恵まれた体格を思う存分生かし、後半グングン加速する力強い走りです。
大会前の自己ベストは、5月3日のチャレンジカップの記録13秒05。
「5月3日はコンディションが悪かったので、県選考会では12秒7~8は出るかなと思っていましたが、予選でいきなり5を出してきたので、こんなに速くなっていたのかと驚きました」と井上将憲コーチ。
海老根くんは「大会前はスターティングブロックを使った練習をたくさんしました。天台(県総合SC)は走りやすい。風が良い感じ。決勝は一番緊張しなかったけど、周りの人も速いので、少し力んでしまいました」と、振り返りました。
県内では敵なしの海老根君ですが、昨年の全国大会は悔しい予選敗退。
人の背中を見て走ったのは初めてでした。
今年の目標を聞くと、「メダルを取りたい!」と力強く即答。
全国大会に期待です!

小学生陸上2

海老根くん2

【山口幸樹くん 走り幅跳び優勝!】

4m82㎝で千葉県を制した山口くんが、走り幅跳びを始めたのは、なんと今年4月。
練習中、何の気なしに跳んでみたら、いきなり4m50㎝跳べたといいます。
そこから、走り幅跳び専門の高野聡美コーチが本格的指導に入ります。
ウオーミングアップに空中姿勢を取り入れ、短期間で技術を学びました。
「山口くんは、もともと100mでも郡レベルで戦える選手なので、助走スピードが強みです。真面目に努力ができ、直さなくてはいけないところが自分で理解できるところも、伸びた要因だと思います」と高野コーチは分析します。
6月の中旬に、突然4m80㎝跳べるようになり、大会前の練習では4m99を出したこともありました。
ところが、県選考会2日前金曜日の練習で、突然、助走が合わなくなります。
「落ち込んで帰ってきたので、リフレッシュさせようと、土曜日は成田祇園際に行かせました」とお母さんは話します。
気持ちを立て直して、日曜日の選考会に臨んだ山口くんでしたが、やはり1本目・2本目もファール。
「心臓がバクバクしました」と、崖っぷちに立たされた3本目。
高野コーチが、助走のスタート位置を下げることを提案します。
これがジャストミートし、最終跳躍で4m82の記録が出ました。
しかし、今大会は記録掲示板がなかったため、記録も順位も途中経過が分かりません。
結果が発表されたのは、全跳躍終了後の選手待機場所。
自分の名前が最初に呼ばれた時には、「実感がわかなかった」と山口くん。
クレンサのテントで待っていたコーチ陣は、目測での記録がもっと悪いと思っていたとのことで、この結果に大歓喜となりました。
高野コーチは「3本目で結果を出したことに、気持ちの強さを見ました。全国でも頑張ってくれると思います。入賞のボーダーは5m。全国では1本目から5m跳べるように目指させてあげたい」と、目を細めました。
山口くんも「入賞目指して頑張ろうと思います」と、目標は明確です。

小学生陸上1

 

山口くん2


全国大会は8月20日横浜の日産スタジアムで開催されます。
2人とも全力を出し切れますように!
気持ちよく走って、気持ちよく跳んできてください!
フレ~、フレ~! 海老根くん! 山口くん!

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。