成田高校陸上部 秋の全国大会で優勝を量産! 村上選手三冠! 弓道部も国体3位 ㊤

 成田高校陸上部短距離チームが、10月・11月に行われた4つの全国大会で、6つの優勝を勝ち取りました!

【国民体育大会「2016希望郷いわて国体」】

10月7日~11日

★村上夏美(2年) 少年女子A400mハードル 優勝 59秒16

★加世田梨花(3年) 少年女子A3000m 3位 9分05秒73

★伊東利来也(3年) 少年男子A400m 5位 48秒08

★石川英沙(1年) 少年女子B800m 3位 2分11秒01

石川選手・村上選手・中原監督
石川選手・村上選手・中原監督

※また、今大会では、成田高校弓道部の、和泉敦也・中島巧・森富太郎選手が、少年男子遠的で3位入賞を果たしました。

 

【第10回日本ユース選手権(U―18)】

10月21日~23日  名古屋瑞穂陸上競技場

★青栁柾希(2年) 走幅跳 優勝  7m52
今年の春から、足を抱え込むだけの空中動作から、回転させるシザースに変える改善に取り組んだ青栁選手。
「インターハイ路線の時期は、まだ身体が動かず、上に進めませんでした」。
結果が出たのは8月初旬の国体最終選考会。
「身体がわかってきた」と7m10をマークします。

県新人は、この全国大会の調整という位置づけで出場し、7m30で優勝。
照準を合わせた今大会で「跳べる自信があった。自分の跳躍ができた」という、記録大幅更新7m52の大ジャンプになりました。

3年生引退後、短距離男子新キャプテンに任命され、「プレッシャーもありましたが、キャプテンだから期待もされ、それが力になりました」と、重責をエネルギーに変えます。

跳躍が、まだ、まとまらないながらも、7m中盤まで記録を伸ばした青栁選手の次なる目標は、来年のインターハイで8mを跳び、優勝することです。
「まだ完ぺきではない空中動作を磨き、助走・踏切、しっかりやれば、8mは目指せると思っています。まだまだ基礎が足りない。いろいろな要素がかみ合ってきたので、冬季練習でパワーアップしたい」と、伸びしろに期待大です。

img_0_m1

★本間諒太(2年) 400mH 優勝  52秒87
52秒06が自己ベストの本間選手。
今大会はバックストレートが向かい風で、記録を出すのが難しかったそう。
「自己ベストで終わりたかったけど、優勝はうれしい」。
今年から400mハードルに参戦し、公式戦6戦目での全国優勝です。
「後半、追い上げるレースをするようにと言われています。前半からスピードを上げて、後半もその勢いに乗り、今回はしっかり勝つべくして勝った。今シーズン集大成のレースで優勝を飾れました」と、胸を張ります。
自信の源の1つは、10台跳んだ後の走力。
「まだ歩数を多く走っているから、体力が残るんだと思う。来年からは歩数を減らし、スピードに磨きをかけて、さらにタイムを上げたい。冬、走り込んで走力をつけます。1日1日練習をしっかり、課題を持ってやっていければ、結果が出てくる。勝負は来年のインターハイです」と、冬季練習への意気込みを見せました。

img_3_m1

★村上夏美 400mH 優勝  1分00秒14

img_2_m1

400mハードルアベック優勝!
400mハードルアベック優勝!

★梅原遥奈(1年) 走高跳 7位  1m62

 

【第32回日本ジュニア陸上競技選手権大会(U―20)】

10月21日~23日  名古屋瑞穂陸上競技場

★伊東利来也 400m 3位  47秒51
大学生と一緒に走るレースで、堂々の銅メダル獲得!
「今までは前半200mでスピードを出してきましたが、今回は最初の100mをゆったり入って、100m~200mでギアチェンジして、スピードを上げるレース展開にしました。今までは、予選・準決勝・決勝3本とも良いタイムで走るのは難しかったのですが、今回は決勝でいちばん良いタイムが出せました。自分の殻を破れた感じがした。インターハイ、国体は悔しさが残りましたが、今回の銅メダルは納得の順位です」と、晴れやかな表情で振り返りました。

輝く銅メダルと笑顔!
輝く銅メダルと笑顔!

(続く)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。