関東・全国大会でも頑張ります! 富里中学校10人が表敬訪問

千葉県大会で良い成績をおさめ、関東大会・全国大会への出場を決めた富里中学校の生徒10人が、8月5日、相川堅治富里市長を表敬訪問しました。
訪問した生徒は、次の通り(敬称略。学年なしは3年)

【石井一希 陸上競技1500m・3000mで関東大会・全国大会に出場】

県総体共通1500mを4分01秒97で優勝、県通信大会共通3000mを8分53秒55で準優勝となり、ともに全国大会出場標準記録を突破した石井選手。
今月8・9日に東京で行われる関東大会、22日~24日に長野県で行われる全国大会に出場します。
石井選手は、昨年も3000mで全国大会に出場しましたが、全国大会の独特の雰囲気と慣れない環境に緊張してしまい、力を出しきれませんでした。
「1500mは3分56秒、3000mは8分30秒を切りたい。今年は力を出し切って、関東・全国ともに優勝が目標です」。
3000mの自己ベストは8分37秒。30秒切りも射程範囲内です。
昨年全国大会の優勝タイムは、1500mが4分02秒07、3000mが8分33秒12。
石井選手が、順調に力を出せば、全国W制覇は夢ではありません。

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【中島幸穂(2年) 柔道個人48㎏級で 関東大会に出場】

県総体48㎏級で準優勝となり、関東大会進出を決めた中島選手。
県総体すべて一本勝ちで臨んだ決勝戦も、優勢に試合を進めます。
攻め続けていた中島選手でしたが、相手選手が中島選手をけん制。
押さえつけられ、技が出せなくなり、残り17秒で、中島選手が指導を受けてしまいます。
延長戦でも、この流れを断ち切れず、再度の指導を受け、無念の準優勝となってしまいました。
柔道は、優勝選手しか全国大会に進めません。
悔しい悔しい準優勝。
「この悔しさを関東にぶつけて優勝したい」。
まだ2年生の中島選手。
まずは今月8日・9日、神奈川県で行われる関東大会で優勝して、全国へのリベンジは来年果たします。

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【ソフトテニス団体 関東大会に出場】

県総体で3位になり、関東大会への切符を手に入れたソフトテニス団体(大江美南子・佐々木萌花/増子美穂・櫻井寧々/武田美咲・篠﨑ひなの/藤崎らら・熊倉沙月)。
大江キャプテンは、「富里中学校初の関東大会出場なので、少しでも全国に近づけるよう頑張りたい」、佐々木副キャプテンは、「上のレベルの大会になると弱気になったり、戦えない部分も多いので、上のレベルで良い試合ができるようにしたい」と、チームを代表して意気込みを話してくれました。
関東大会は、地元千葉県開催。
会場となる白子町のテニスコートは、海沿いのため、風が強いという特徴があります。
しかも開催日は7日・8日と間近で、現在、台風も迫っているという悪条件が重なります。
しかし、富里中学校は、このテニスコートで2年以上、大会を積み重ねてきています。
地の利に乗って、全国大会出場切符となるベスト4を目指します。

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【地道な練習を推奨して激励 相川市長】

自らも剣道教士7段である相川市長は、「陸上と剣道は違うかもしれないけど、不器用な人は、何度も何度も基本をやることになるが、そういう方が、大学に行ったら伸びるよ。他人から見て、無駄ではないかと思われる練習を熱心にやり続ければ、才能は開く」と、地道な練習の大切さを説きました。
幼稚園の時から柔道に取り組んでいるという中島選手には「柔道は良い先輩がたくさんいるね。小さい時からやっていて偉いね」と声をかけました。
富里中学校は、市役所の隣に位置するため、「テニス部の練習はいつも見ています。みんな声が良く出てるね~!声だけで強い部活だと分かります。車で通りがかると、いつも元気をもらってます」と、生徒の笑顔を誘いました。

関東・全国で、全員が力を出し切り、悔いのないパフォーマンスができますように!!
良い報告をお待ちしています!

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。