久住サニーズが 宿敵・強豪を倒し 2大会ぶりの優勝! 成田空港旗杯

4月10日に準決勝・決勝戦が行われた「第15回成田空港旗杯少年野球の部」は、久住サニーズが参加47チームの頂点に立ち、閉幕となりました。

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決勝戦は、準決勝で富里ラディソンエンジェルスに5対4でサヨナラ勝ちした久住サニーズと、刈谷イーグルスに3対2で競り勝った成田マリーシアズ。
決勝初顔合わせとなりました。

1回先攻の久住。先頭バッターがセンター前ヒットで2塁に出塁すると、盗塁、4番のレフト前ヒットで先制点をあげます。

2回にも久住はマリーシアズの守備の乱れを逃さず、塁を進め1点を追加します。

4回には先頭バッターが四球を選び出塁。
盗塁、送りバント、2ベースヒットで、2点をあげます。

一方、マリーシアズは、久住ピッチャーの好投の前に、1・2回は三者凡退。
久住の堅い守備に阻まれ、その後もなかなか進塁できません。

久住は最終回にも、四球、盗塁、送りバント、ヒット、スクイズと、手をゆるめることなくたたみかけ、3点を追加、7―0で圧勝しました。

久住サニーズは、ここのところ勝てなかった並木ペイシェンスとは準々決勝で対戦。4―0で快勝します。
準決勝では昨年の覇者・富里ラディソンエンゼルスと激突。
2回に一挙4点を取られますが、どうにか追いついた上、逆転サヨナラ勝ちをおさめます。
「ここがすべてでした」と細川晃司監督。

宿敵や強豪を破っての優勝の要因をうかがうと、「ピッチャーがよく頑張りました」と山口貴史投手を讃えたうえで、「日頃、父母が、朝早く、夕方も、子どもたちの自主練につきあっている。それぞれグラウンドにやってきて、各自の課題を見つけて練習しています。その協力があって、子どもたちがそれに応えました。家族愛ですね。選手は18人。チームみんなが家族です。親子一丸となって話し合い、応援し、一緒にやることで、子どもたちにも通じるし、何かが生まれる。子どもたちをどうやったらその気にさせるか、ミスを引きずらないように連鎖しない方法を探します。3回負けてもいつかは勝つんだ!という『気持ち』ですね」。
さらに秘訣を「2・3塁に進めておけば、得点に結びつく。走れることは、どんなスポーツにも良いことなので、走れる子を育てたい」とも話してくれました。

《優勝》久住サニーズ
《準優勝》成田マリーシアズ
《3位》富里ラディソンエンゼルス/刈谷イーグルス(牛久市)
《最優秀殊勲選手賞》小峰大樹(久住)
《敢闘賞》田中千歳(成田マリーシアズ)

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準優勝:成田マリーシアズ
準優勝:成田マリーシアズ

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。