2016年は二軍スタートとなった唐川投手。
唐川投手の私設後援会の方々が、3月12日のイースタン・リーグ開幕戦のレポートを送ってくださいました!
【3月12日(土) 対 横浜DeNA戦 in横須賀】 (イースタン・リーグ開幕戦)
千葉ロッテ3―0横浜
横須賀スタジアムの天候は曇り、風が強く、この時期としては寒いです。
本日は「イースタン・リーグ開幕戦」。
千葉ロッテマリーンズ 対 横浜DeNAベイスターズ。
観衆は、1,756人と発表されました。
先発バッテリーは、千葉ロッテマリーンズ唐川投手-田村捕手。
横浜DeNAベイスターズは、実績のある山口投手-戸柱捕手。
千葉ロッテマリーンズのシートノックも終わり、いよいよ先発メンバーの発表です。
1番中堅 岡田選手
2番左翼 サブロー選手
3番一塁 福浦選手
4番三塁 青松選手
5番指名打者 大松選手
6番右翼 加藤選手
7番二塁 香月一選手
8番捕手 田村選手
9番遊撃 大嶺翔選手
投手 唐川選手
メンバーは豪華で、ほぼ一軍メンバーです!
1回裏、いよいよ唐川選手の登場です。
先頭の乙坂選手に、詰まりながらもレフト前へヒットを打たれ、無死一塁。俊足の乙坂選手を警戒し、執拗に牽制。
続く柳田選手が、三塁前へ犠打で一死二塁。
3番下園選手を四球で歩かせ、一死一二塁。
4番後藤選手を三直で打ち取り二死。
5番石川選手は遊ゴロでチェンジ。
立ち上がり、ランナーを許すも、直球140キロ中盤を連発し、カーブ、スライダーで無失点スタート。
続く2回からは、昨秋から課題に上げていた直球で追い込み、カーブ、スライダーで相手打者を翻弄します。
5回まで、三振、内野ゴロの山を築き無安打、無失点と快調。
6回は、乙坂選手に、この日2本目の安打を許すものの、後続を連続空三振で打ち取り、引き続き無失点に切り抜けました。
好調の唐川選手は7回も続投し、最後の打者を三振に打ち取り、8回からは金森投手へバトンタッチ。
最終回は、香月良投手が締めくくり、3投手の無失点リレーでゲーム終了となりました。
結果は、唐川選手の好投もあり、3対0で千葉ロッテマリーンズがイースタン・リーグ開幕戦を白星で飾り、山下新監督に初勝利をプレゼントしました。
〈戦評〉
唐川選手はカーブが非常に良かったです。
直球も、昨夏からの「肉体強化トレーニング」、また、昨秋からの「フォーム改造」の成果を発揮し、140キロ中盤を連発、直球でファールを打たせてカウントを稼ぎ、カーブやスライダーで三振、もしくは打たせるピッチング。
個人的には、外角低めのきわどい直球が、ことごとくボールとなり、不運な四球はありましたが、これまでの実績から、余裕さえ感じる投球内容でした。
[唐川選手の投球成績]
(投球回)7回 (打者数)26人 (投球数)109球 (被安打)2本
(被本塁打)0 (奪三振)6 (与四死球)4 (失点)0 (自責点)0
取材協力/写真撮影 唐川侑己後援会事務局 (佐々木/鈴木)
(写真撮影) 鈴木 有美
後援会のみなさま、ありがとうございました!
唐川投手9年目のシーズンが始まりました。
2016年は二軍スタートとなりましたが、記者は、唐川投手1年目終了後の「唐川侑己選手激励会」で、父・義明さんがおっしゃった言葉を思い出します。
「2~3年はファームでみっちり鍛えてもらってからと思っていました」。
唐川投手は「できるだけ長く現役を続けたい」と話してくれたことがあります。
長い選手生活。まだ26才。
昨年から取り組んでいるフォームと肉体改造が、盤石となるまで、じっくり調整していただきたいと思います。