予選を6月13・14日に、決勝トーナメントを21日に行った印旛郡市第2ブロック中学校サッカー大会は、成田市立遠山中学校の2連覇で幕を閉じました。
【予選】
[A組](トーナメント戦)
玉造2―0富里南/西2―1吾妻/西2―0玉造/吾妻2(PK4―3)2富里南
1位:西 2位:玉造 3位:吾妻 4位:富里南
[B組](リーグ戦)
遠山5―2成田付属/遠山5―0栄/成田付属1―1栄
1位:遠山 2位:成田付属 3位:栄
[C組]((トーナメント戦)
下総5―0大栄/中台2―1富里北/中台4―1下総/富里北5―1大栄
1位:中台 2位:下総 3位:富里北 4位:大栄
[D組](リーグ戦)
富里3―0成田/富里4―0公津の杜/公津の杜3―1成田
1位:富里 2位:公津の杜 3位:成田
【決勝トーナメント】
〈準決勝〉中台1(PK6―5)1西/遠山2―1富里
〈決勝〉遠山1―0中台
予選リーグを危なげなく突破した遠山の準決勝の相手は富里。
遠山中顧問の土屋剛先生が「実力的には富里の方が上」と話すように、シュート数が上回る富里が先制します。しかし、遠山はハーフエアラインから打ったロングシュートが、富里GKの頭を越えて追いつき、前半を1―1で折り返します。
後半中盤、ゴール前、大きく裏に出した球が富里GKに向かって転がったところに遠山FWがつめ、GKがファンブルしたところを、一緒に走ってきていたもう1人のFWが押し込み、勝ち越し点。嬉しい決勝進出となりました。
決勝戦は、準決勝のPK戦で西を退け、勝ち上がった中台との対戦。奇しくも昨年と同カードになりました。
中台はつなぐサッカー。遠山は裏を狙って前に進めるサッカー。
試合は拮抗したまま、前半を0―0で終了します。
ゲームが動いたのは後半中盤。球を上手く裏に出した遠山は、そのままFWがGKと1対1になると、冷静なループシュートでゴールネットを揺らし、それが貴重な決勝点となりました。
土屋先生は、今大会を振り返り、「選手たちが、最後まで諦めない気持ちを持っていた。ボールを失った時、みんなでプレスにいくことが、最後まで出来たと思います」と勝因を分析しました。