6月7日(日)午後5時、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の神崎インターチェンジ~大栄ジャンクション間(9.7㎞)が開通しました。
この間の開通により、常磐道と東関道が圏央道で結ばれ、東京都内を通らずに、北関東・東北方面とアクセスできるようになりました。
開通に先立ち、午後1時から、神崎―大栄間に新設された下総ICで、はさみ入れ・くす玉開き・通り初めのセレモニーが行われ、来賓、関係者、地元住民などが、開通を祝いました。
岩手県に実家があるという男性は、「帰省するのにとても便利になってうれしい」と話していました。
セレモニー後、開通前の下総ICから大栄ジャンクションまでを車で走ることができました~♪
暫定2車線片側1車線ですが、途中に追い越し車線のある箇所もありました。
後の開通式典で、来賓の参議院議員が「開通した道路を通りましたが、本当に美しく、まるで自然までもが祝福するような千葉の美しさが際立つ道路開通」と話したように、鮮やかな緑を目にしながら、開通日和の高速道路を走行するのは、とても良い気もちでした♪
旧小御門小学校体育館に会場を移して行われた開通式典では、国土交通大臣政務官、千葉県知事、常総国道事務所、東日本高速道路、衆議院議員らが、開通に寄せるさまざまな思いを語りました。
今区間開通で構築された道路ネットワークで、人と物の流れ効率が向上することにより期待される効果は多岐にわたります。世界につながる成田空港への利便性向上、農林水産物の販路拡大、千葉県内の観光振興、企業施設や工場の立地など、民需の拡大・地域経済の好循環、都心の渋滞緩和、災害時の代替え道路確保などについてが話されました。これまでに圏央道が開通した地域では、工場や物流施設が新たに立地され、新規雇用の創出が見られるところもあります。また、一例として、群馬県前橋市と成田空港間の移動時間は、都心通過ルートより圏央道利用ルートの方が、平均24分短縮と算出されています。
森田健作千葉県知事や、千葉県出身の衆議院議員からは、残る県内未開通の「大栄―横芝間」(18.5㎞)開通への熱望が話されましたが、国が進めている用地取得率は、かなり厳しい状況のようです。
下総ICから車で2分となった成田ゆめ牧場では、開通を記念して、3か月連続大キャンペーン祭を行っています♪
詳しくは成田ゆめ牧場のHPで。
http://www.yumebokujo.com/?p=4012