近隣から16チームが参加し、中台運動公園球技場で行われた「JAL CUP 2014」は、1月12日に予選リーグ、24日に決勝トーナメントを行い、エリア内チームではFCボレイロ成田ブルーが準優勝を果たしました。
《決勝トーナメント》
〈準々決勝〉ユーカリが丘SC3―2ボレイロレッド/印西FC2―1布佐少年SC/FC根郷2―1成田SSS/ボレイロブルー3―0ボレイロホワイト
〈準決勝〉ユーカリが丘2―1印西/ボレイロブルー5―2根郷
〈決勝〉ユーカリが丘3―0ボレイロブルー
決勝戦は、前半、両チームとも惜しいシュートが見られましたが、ゴールネットを揺らすことが出来ず、0―0のまま折り返しました。試合が動いたのは、後半2分を過ぎた頃、ユーカリが丘が先制すると、流れが傾きます。ボレイロブルーもゴールを攻める場面が見られましたが惜しくも決めきれず、後半7分、再三しのぐも押し込まれ、12分にも追加点を奪われます。終盤、このまま終われないボレイロブルーは相手ゴール前を脅かし続ける怒濤の攻撃に転じましたが、無念のタイムアップ、0―3で準優勝となりました。
FCボレイロ成田の渡辺源蔵総監督は、「ブルーは2番目のチームですが、1番目のレッドと遜色ないチームに成長しました。今大会はホワイトも含めて出場した3チームとも、良い試合をしたと思います。今まで目立たなかった子も目立っていました。ボレイロ全体としてみんなが成長する、成長を引き出す、そういう大切なことが出来てきました」とチーム全体の成長を喜びました。レッドは準々決勝のユーカリが丘戦を2―0とリードしながら追いつかれ、試合終了間際にユーカリが丘コーナーキックからのヘディングシュートが決まり、悔しい逆転負けを喫していました。渡辺監督は「準々決勝が事実上の決勝戦でした。悲願の初優勝はまたお預けです」と来年に優勝を託しました。
今大会は、毎年行われるFCボレイロ成田の招待大会で、今年は第9回を数えます。大会運営にあたったコーチ陣は「今年度はボレイロ発足10周年。初めて2日間に分けて予選リーグ、決勝トーナメントを行いました。負けたチームも試合ができ、8位まで順位決めも出来たので、よかったです」と話しました。