オリンピックメダリストの走りを目の前で!米ナショナルコーチとトップアスリートによる陸上クリニック開催【番外編〜日本の学生との交流と日本文化体験〜】

アメリカ陸上チームのナショナルコーチ・ダリル・ウッドソンさんと、2008年北京五輪・2016年リオ五輪で女子1600m(400mx4)リレー金メダリスト・ナターシャ・ヘイスティングスさんを迎え、1月21日、成田市立西中学校で行われた陸上クリニック。今回はその番外編として、前日に行われた成田国際高校の視察や成田山での写経体験などのレポをお届けします!

★陸上クリニックの様子は下記エントリーをご覧ください
「オリンピックメダリストの走りを目の前で!米ナショナルコーチとトップアスリートによる陸上クリニック開催①」
「オリンピックメダリストの走りを目の前で!米ナショナルコーチとトップアスリートによる陸上クリニック開催②」

ふたりがまず訪れたのは、成田国際高校。この日行なわれていた、千葉県主催の「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」を視察しました。

「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」を受講していたのは、成田国際高校・佐倉高校・松尾高校の学生たち約40名。外国人とのコミュニケーションに関する基礎知識や、おもてなし、異文化コミュニケーションについて、映像やグループワークなどで学んでいました。

講座の途中でゲストとして呼ばれたふたり。初めは「誰だろう?」ときょとんとしていた生徒たちでしたが、金メダリストと紹介されると、歓喜の声があがりました。その後、ダリルコーチ、ナターシャ選手と、「外国人観光客から、手を清め方を聞かれた時(How do I wash my hands?)」「参拝の仕方を聞かれた時(How do I pray?)」の応答のしかたを、それぞれロールプレイしました。

自分たちが持っている語彙とジェスチャーで一所懸命説明しようとしている生徒たちの姿を見て、ふたりとも楽しみながらも真摯に受け答えをしていた様子が印象的でした。

さすが高校生!最初は緊張していても、数十分後にはごらんの通り、ハイテンションで記念撮影!ダリルコーチもノリがよく、みんなとハイタッチしながら教室を後にしました。

続いて訪れたのは、成田山新勝寺。表参道や境内を散策した後、写経体験を行いました。

ファンからの写真撮影にも快く応じるナターシャ選手。

平和大塔で写経体験。真剣な表情で一文字一文字丁寧に写経をしていました。初めてとのことですが、とても上手!日本人よりうまいんじゃないか…笑

この後、成田高校陸上部にも訪問したそうです。先日成田エリア新聞でも取り上げた、U20オリンピック育成競技者に選出された村上夏美選手とも話をして交流を深めたそうです。


日本の学生との交流、成田山での日本の文化体験など、陸上クリニックの他にも日本を満喫した様子のダリルコーチとナターシャ選手。成田市は、2020東京五輪でアメリカ陸上チームのキャンプ地にも決まっています。また日本で会える日が楽しみですね!

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。