10月4日、成田市立成田小学校で、ジャパンラグビートップリーグ所属のクボタスピアーズによるタグラグビー授業が実施され、5年生130人が2時間楽しく学びました。
タグラグビーは、ラグビーから激しいぶつかり合いの要素を排除したスポーツ。
左右の腰にタグをつけ、ボールを持った選手が相手にタグを奪われないようにしながらパスをつなぎ、トライを目指します。
ラグビー同様、パスは後ろにしますが、タックル、スクラムは禁止され、誰もが安全に楽しむことができるラグビーです。
同校では体育授業の一環にタグラグビーを取り入れ、5年生と3年生が学んでいます。
タグを取り合うところから、段階を踏んで、最後はゲーム形式の授業に、終始子どもたちの歓声と笑顔がグラウンドで弾けました。
授業の後は、給食も一緒に♪
「今、試合は勝ってますか?」「ポケモンやってますか?」「練習がないときは働いているんですか?」など、子どもたちのストレートな質問に、選手たちは笑顔で答えていました。
給食が終わるとサイン攻めに・・・
同チームは、練習拠点の船橋市ではこのような授業を行ったことはありますが、成田での開催は初めて。
成田市ラグビーフットボール協会が中心となり、数年前から成田ラグビーフェスティバルを開催している縁で、協会関係者が保護者にいる成田小学校で、初めて実施される運びとなりました。
授業を終えた児童は「3年生の時にもやったけど、教えてもらった方が楽しい!」「タグラグビーは初めてやったけど、選手の方々がやさしくわかりやすく教えてくれたので、興味を持ちました」と瞳を輝かせていました。
クボタスピアーズ広報・普及担当の前川泰慶さんは、「成田では初めての授業でしたが、素直に話も聞いてくれて、最初からいい感じでした。選手たちも嬉しく楽しかったと思います」と話してくれました。
11月には3年生が、同じく同チームにタグラグビーの授業を受けるそうです。