夏休みが始まったばかりの7月24日、成田市保健福祉館多目的ホールで、小学生を対象とした「福祉にかかわる『ピクトグラム』を学ぼう」が行われました。
講師は、生涯学習上級コーディネーターの中佐藤一平さんです。
ピクトグラムとは、絵文字・絵言葉・図記号の総称。
この日は、特に福祉にかかわるピクトグラムを勉強しました。
最初に、視覚障害がある人が持つ白杖が紹介され、驚かさないように声をかけ、お手伝いする方法が教えられました。
「このマークは何のマーク?」、中佐藤さんの声掛けに、ピクトグラム一覧表で休憩時間に予習していた子どもたちは積極的に手を挙げます。
後半はカルタ形式。
「耳の聞こえが不自由な人が運転する車につけるマークは?」。
3チームに分かれて30枚のカルタを取り合いました。
「ヨーイ・ドン!」。
子どもたちが楽しみながら勉強していると、やってきたのは・・・
うなりくんも参戦!
うなりくんが取った札は間違ってたみたい・・・。
なぐさめる子どもたち。
最後に枚数を数えて・・・
優勝したのは・・・
積極的に手を挙げていた3年生の石坂亮弥くんは「いろいろなマークがあっておもしろかった。白杖も初めて見ました。新しい言葉やマークを知れてよかった」、カルタ優勝チーム5年生の片岡大誠くんは「いろんなマークがあったり、カルタは熱くなって楽しかった。優勝できてうれしい。もっといろんなマークを勉強して、自由研究のテーマにして学校で発表したいと思いました」と、有意義な講座の感想を話してくれました。
中佐藤さんは「子どもたちと勉強するのは、とても楽しい。1つでも覚えてもらえれば・・・。マークは何百・何千とあるので、カルタをもっと増やして紹介していけるといいと思っています」と、子どもたちへの普及に力を込める思いを話しました。