子育て奮闘中!のママが「子どもと一緒に読みたい本」「本当に子どもにうけた楽しい絵本」を紹介します。
★あいうえおでんしゃじてん(視覚デザイン研究所)
娘のお友だちの男の子たちがよく持っているのがこの絵本。
のりものえほんシリーズとして、いくつか出ているのですが、中でも人気が高い一冊です。
2才前頃からでしょうか。子育てをしていて、男の子と女の子で、遊ぶおもちゃの好みが別れてきたなと感じるようになりました。
男の子はこぞって「電車」か「車」。
男の子のママと話していると、たいてい「何が楽しいのか全く分からないけど、毎日とにかくプラレールの線路を一緒に敷いている(ため息)」とか、「電車がよく見えるお気に入りポイントと、工事現場で30分以上見学(ため息)」といった話をよく聞きます。
「電車派」か「車派」、さらに細かく「トミカ派」か「チョロQ派」等、残念ながら男の子を育てたことがないのでピンとこないのですが、幼児ながらいろいろとこだわりがあるのも「男の子っぽいなぁ」と聞いています。
絵本の内容は、五十音順に見開きで、例えば右ページに「あ」のつく電車と言葉、左ページに文字の形と書き順が載っているというもの。
文字の形が線路になっていたり、ちょっとした豆知識も載っていて、電車好きの男の子にはたまらないようです。
「スカイライナーが好きだから『す』だけ読めるようになった」という話も聞いたりするので、電車好きのお子さんがひらがなを覚えるのにいいかもしれません。
そしてなぜか我が家の娘も、電車には全く興味がないのですが、文字の形の線路をなぞるのが気に入っているようで、最近よく遊んでいます。
お友だちの男の子が一生けんめい「京急電車だよ!」と教えてくれているのに、「ふーん」とつれない返事をして、文字をなぞるのに夢中、というのは気になるのですが…。
その様子にちょっと笑ってしまったママたちでした。(M)