成田高校男子マイルリレー&女子走幅跳 南関東大会を制覇! 

6月17日~20日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場他で行われた「関東高等学校陸上競技大会・南関東地区予選会」で、成田高校男子が総合3位、女子が総合4位に入賞しました。
男子4×400mリレーと女子走り幅跳びは、南関東大会優勝です♪

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入賞者は次の通り(敬称略。学年なしは3年生)。

【男子】
《400m》②伊東利来也 47秒33 ⑧浮貝雅希(1)49秒07
《400mハードル》③本間諒太(2)52秒90
《3000m障害》④笹谷亮太(2)9分12秒85
《4×400m》①浮貝・伊東・本間・荘司晃佑(1) 3分11秒88
《走高跳》④河野裕人 1m98
《三段跳》④大坂智哉 14m82
《八種競技》②谷藤克樹 5464点(100m11秒45/走幅跳6m62/砲丸投12m02/400m52秒93/110mH15秒37/やり投49m11/走高跳1m85/1500m4分47秒68)
《男子総合》3位 44点

【女子】
《3000m》②加世田梨花 9分13秒07
《400mH》③村上夏美(2) 1分00秒70 ⑧清野真帆 1分03秒61
《4×400m》④清野・村上・並木静香・齋藤夏乃(2)3分46秒89
《走高跳》⑧梅原遥奈(1) 1m64
《走幅跳》①清野涼々花(2) 6m00 ⑤飯田詩央 5m72
《女子総合》4位 31.33点

大会の最終種目となる4×400mリレー決勝。
成田高校は、サポート・応援メンバーも含め、全員で円陣を組み、声出し、ハイタッチをして4人の選手を送り出しました。

その結果、女子は、県大会の記録を4秒以上更新し、4位入賞♪
1走と3走を入れ替え、2・3走は、昨秋、千葉県記録を更新した時と同じメンバーで臨んだことも奏功しました。

男子は、県大会同様、先行逃げ切りのレーススタイル。
アンカーは、決勝8チーム中、ただ1人の1年生アンカー、中原浩一監督が「秘密兵器」とよぶ荘司選手でした。
1位でバトンを受け取りましたが、第3コーナーを回ったあたりで、抜かれてしまいます。
ところが! 短距離種目でもっともキツいとされる400mの、ゴール直前でグングン前に出てトップを抜き返し、ゴールに飛び込みました。
思わずこぶしを突き上げる荘司選手。
中原監督の起用に見事に応えた劇的勝利で、記録も県大会から2秒以上の更新です♪

男子マイルリレーは、今や成田高校のお家芸となりました。
昨季の高校ランキング1位をマークした時の主将、山本竜大さんは、現在、日本大学で大活躍!
400mハードルとマイルリレーで世界ジュニア選手権に選出されたそうです。

女子走り幅跳びで大台6mを跳び、優勝した清野涼々花選手。
5m74㎝の県大会以降、「助走を改善して臨みました」と、大躍進の要因を話してくれました。

八種競技の谷藤主将も、県大会から273点アップの準優勝。
「1種目1種目、集中することを心がけた」結果です。

表彰式
表彰式

【中原浩一監督の談話】
南関東大会は、各校、非常に良い調整をしてきていたので、厳しかったです。
しかし、全員陸上で、よく頑張ってくれました。
チームの力になれるようにとサポートしてくれた応援メンバー含めて、良い大会だったと感激しました。
OB・OGも入れ替わり立ち替わり、応援に来てくれたり、連絡をくれたりしました。
トレーナーも、成田高校陸上部出身で整体師になったOGが帯同してくれました。
後輩の身体のバランスをよく見てくれ、涙を流しながら応援してくれました。

女子の幅跳びが、よく伸びましたね。
女子キャプテンの飯田が、3年生になってグンと伸びました。
飯田は、選手としてだけでなく、キャプテンとして、遠征の段取りや、周りへの気配りなども担ってくれました。大きくなりました。飯田がいないと、何も始まらなかった。
男子マイルリレーは、今シーズン、全国では10秒台や、11秒台前半を出しているチームがいます。
全国では、そういうチームといいところで勝負できるかなと思っています。


上位6位までは、7月28日~8月2日に岡山市で開催される全国大会(インターハイ) ―情熱疾走 中国総体― に出場します。
今年のインターハイのテーマは「美しく咲け 君の笑顔と努力の華」!
選手の努力が大輪の花を咲かせ、選手たちのとびっきりの笑顔が見られるよう、エールをおくりたいと思います!
頑張れ! 成田高校陸上部!

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(写真提供:保護者&陸上部員のみなさま)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。