帰って来た唐川投手!! 8回無失点の好投で初勝利

【7月1日 ソフトバンク戦 in東京ドーム】
千葉ロッテ1―0ソフトバンク
〈8回、27打者87球、被安打5、奪三振4、与四死球1、失点0〉
[1回](死球・投犠打・右飛・遊ゴロ)[2回](一安・二ゴロ・二直)[3回](空三振・一飛・二安・見逃三振)[4回](二ゴロ・空三振・左飛)[5回](中飛・空三振・一ゴロ)[6回](投ゴロ・中安・一邪飛・盗塁失敗)[7回](遊飛・三ゴロ・投ゴロ)[8回](右安・中2・二ゴロ・捕邪飛)降板[9回]1得点
(通算成績 1勝5敗)
(情報提供
千葉ロッテマリーンズ)
唐川侑己投手が1カ月半ぶりに帰って来ました~~~!!! 27打者87球8回無失点の快投! 引き締まった投手戦を制し、初白星をつかみました。
ファームでの4戦は2勝0敗。数字での判断しかできませんが、球数が安定していたので、復帰はいつ?と期待していました。
復帰戦は期待を上回る省エネ投球! 右腕はしなり、スライダーが冴え、4回には内川選手を今季最速の143㎞ストレートで左飛に仕留めました。ソフトバンクファンが埋める、真っ赤なスタンドの異様な圧迫感の中で、自分の投球を全うしました。何より嬉しかったのは、久しぶりにベンチでの弾ける笑顔が見られたことです。
翌日の新聞紙面では「別人」「直球にキレ」「しなやか」などの文字が躍りました。報道によると、小谷正勝2軍投手コーチのもと、「踏み出した左足をぶれさせない」「肩越しに捕手を見る」「軸足からの体重移動」などに意識を置き、修正した結果といいます。報道陣に「まだ取り返すことはできる」と語ったという唐川投手の勝利が、チーム浮上のきっかけとなるはずです。
☆ヒーローインタビュー
さんざんチームの足を引っ張っていたので、何としてもチームの力になりたいという思いはありました。野手に助けられた部分も多かったですし、キャッチャーの川本さんが上手くリードしてくれたので、それに尽きると思います。(9回のブラゼル選手のホームランは)0対0のままで9回のマウンドに上がりたくなかったので…(ここで当のブラゼル選手が唐川投手に忍び寄り、思い切り水をかける派手な祝福!?)、いや…冷たいです(笑)。
本当にここからやるしかないと思うので、自分にできることを一つひとつ精一杯やりたいと思います。ロッテファンの皆さんに嫌われてもおかしくないような前半の内容だったので、そんな中でも今日マウンドに上がって応援してもらえて、すごく感謝してますし、これからも熱い応援をお願いしたいと思います。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。