2015 NARITA花火大会 in 印旛沼 10th Anniversary

10月10日(土)、今年も見事に秋の夜が彩られました。
年々、進化し続ける『NARITA花火大会 in 印旛沼』。TVなどで紹介され、密かな花火の名所として知られるようになり、今年の来場者はなんと12万人にものぼりました。

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2006年、地元有志により始められたこの花火大会が、今年は10周年を迎え、記念すべき年となりました。回を追うごとに新たな挑戦を重ね、観客がただ鑑賞するだけでなく、一緒に参加できる「観客参加型花火大会」というジャンルを築き上げるまでに至る背景には、実行委員のみなさんのただならぬ熱い想いが込められています。

今年の花火大会も、恒例の観客全員によるカウントダウン&花火博士による点火でスタート!

※花火博士とは・・・花火大会当日16:30より開催された、「H1グランプリNARITA花火博士決定戦」(SS会場からC会場までの桟敷券をお持ちの小学生が参加対象)で、花火に関するクイズや花火をセッティングする競争などの試練を乗り越えた小学生に送られる称号です。

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成田の田園地帯が、瞬く間に光と音楽の織りなす異次元空間へと変貌しました。

光と音楽が完全にシンクロする花火ファンタジアをはじめ、「観客参加型花火大会」の醍醐味『花火を使ったBINGO』、初の試みでもあった10周年(10才)を祝うハッピーバースデーの歌声にあわせて花火が上がる『アカペラ花火』など、趣向を凝らした演目が次々と行われ、観客を魅了。

 

 

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なかでも、お菓子メーカー「明治産業」とのコラボ企画、「夜空もあなたもパチパチパニック!」では、口の中ではじけるお菓子と花火の共演という、前代未聞の演出が!!
「花火のパチパチと口の中のパチパチが同じー!!」と目をキラキラさせている男の子や、隣の人の口の中から聞こえるパチパチと花火のパチパチで大爆笑する人など、会場中は大盛り上がり。ダブルパチパチの刺激は、興奮と笑いで会場を包み込みました。

 

さらに、10周年特別プログラムとして、一夜限りの花火タワーがお目見え
高さ30mのタワー(マンションでいうと約9階の高さ)から、様々な高さ・角度で放たれる花火のショーは日本初の試みだったそう。音楽に合わせてタワーから放たれる花火は、見たこともない角度で噴射され(斜め下とかもあるんです)、そのデザイン性と迫力に会場全員が息をのみ、目を奪われていました。

そして、今まで会場を盛り上げていたMCと成田市長がクレーンに乗って上空にお目見えすると・・・いよいよ『NARITA花火大会 in 印旛沼』の名物、『黄金伝説』の幕開けです。MCのかけ声と会場全員の手拍子に合わせて、次々と花火が上がると、会場の興奮は早くも最高潮!ここからは息つく間もなく花火があがり、秋の夜空を黄金色に染めました。クライマックスのラスト1分間、約2000発の花火が視界を覆い尽くし、観客を圧倒しました。

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。