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楽しみながら身のこなしがよくなるレクリエーション♪   豊住小学校で順天堂大学が指導

7月5日、成田市立豊住小学校(全校児童数50名 醍醐貞行校長)で、順天堂大学教授らを講師に招き、『子どもの運動能力の伸ばし方』と題し、「第3回家庭教育学級」が開催されました。

まず、長登健教授による講義を11人の保護者が聴講。


ひと昔前の子どもたちは、ぞうきんを絞る、蛇口をひねるなど、日常の生活体験の中で運動能力につながる身体の動きを取得してきましたが、生活が便利になるにつれて失われた、そのような機会を補う必要性が説かれました。
中学生ではすでに「動く子・動かない子」の二極化が顕著になるため、一生ものの「巧みさ、器用さ、筋パワー」などは小学校時代に育むことが望ましく、文部科学省が依頼し(公財)日本体育協会が作成した、遊びによって様々な動きを高める『アクティブ・チャイルド・プログラム』が紹介されました。


「体をほぐすと心も楽しくなるよ、ということを感じさせてあげたい。お母さんたちが元気で子どもと活動する姿が、子どもの活動もうながします」と、保護者にも呼びかけられました。

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また、「睡眠と食事」の重要性も示唆されました。
睡眠が少ない子どもほど、いろいろな能力が低い統計が示され、子どもに大切なのは深いノンレム睡眠であること、朝食は体温を上げ、身体や脳の活動も活発にするので、効率的に能力を高められることが説明されました。

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実技担当の中丸信吾助教からは、手首をひねるなど日常体験での蓄積が動きのもとになり、走る・跳ぶ・投げるにつながり、スポーツ専門競技はその上に成り立つと説明されました。
野外活動・レクリエーション研究等が専門分野の中丸氏は、「遊びながら体力を高めることができます。楽しければ動き、運動ができるようになります」と、身体を使って楽しく遊ぶことの意義を説きました。

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聴講した11人の保護者の代表は「早寝・早起き・朝ごはんが大事だとわかりました。これから実技も覚えて、子どもとできるように頑張りたい」とお礼の言葉を述べました。

【歓声と笑顔がさく裂した実技指導】

全校児童と保護者、先生、順天堂大学の学生21人が体育館に集合。

先生を目指す学生さんたち

中丸氏の指示に従って、身体を動かしました。

最初は、中丸氏の手が重なったら拍手するという単純なもの。
子どもたちは、シーンとして中丸氏の手の動きに注目!
フェイントに引っかかって、拍手してしまうと「ワー」と歓声があがりました。

「じゃんけん手たたき」、中丸先生の言うことと一緒の動作や反対の動作をする「言うこと一緒」、「回転ジャンプ」、「ペアストレッチ」、「全身じゃんけん」「グッパージャンプ」など、反応スピード、身体の柔らかさ・大きな動き、バランス能力・力試し、力強い動きが養われる遊びが次々と繰り出され、子どもも保護者も学生も、歓声と笑顔いっぱいの体験となりました。

最後は全員で輪になって、中丸氏に合わせて5回拍手する「心をひとつに」という単純な遊びでしたが、どうしても多く叩いてしまう子がいて、笑い声とともにすっかり打ち解けた仲間たちの姿がありました。

5年生の双子の葵さん・遥さんの母・日暮幸代さんは「楽しかった! もともと体を動かすことが好きなんですが、遊びながらというのも良いですね。子どもたちが大きくなって、一緒に遊ぶ機会もなくなってきましたが、今日教えていただいたことが、また子どもと一緒に遊ぶきっかけになります」と笑顔。
葵さんは「簡単な遊びをたくさん出来て面白かった。家でもやってみたい」、遥さんは「簡単そうなのに難しいのもあったけど、みんなで出来て楽しかった」と話してくれました。

中丸氏は「1年生から6年生では成長段階が違うので、学年ごとにあわせたプログラムではありませんでしたが、身のこなしをよくする運動あそび、仲間づくり、身体を動かすことの習慣化など、年代を超えるプログラムが楽しくできました」と、この日の豊住小学校家庭教育学級の手ごたえを話し、各地でこのような講座を開いている長登氏は「3つのゼミの学生を連れてきたのは初めてです。学生の研さん、良い刺激にもなりました。小学校の先生も子どもたちの成長のために一生懸命やっておられます。今日のプログラムが1つのきっかけになってもらえればと思います。お母さんたちも楽しそうだった。お母さんたちが入ってくれると全然違います。子どもたちとお母さんたちの笑顔が1つになって良かった。家に帰って、おじいちゃんおばあちゃんとも今日のプログラムを一緒にやって輪を広げてほしい。未来を担ってもらう子どもたちに、どういう環境を作れるかですね」と、終始、子どもたちに温かな眼差しが向けられていました。

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