8月2日(日)、東京の両国国技館で開催される「第31回わんぱく相撲全国大会」に、成田相撲クラブの岸幸之介君(加良部小6年)が出場します。
全国大会までの歩み
岸君は、5月に成田市中台運動公園相撲場で開催された「第6回わんぱく相撲成田場所」で優勝し、6月に開催された「第23回わんぱく相撲千葉ブロック大会」に駒を進め、6勝1敗で全国大会への切符を手に入れました。
相撲を始めた動機
岸君が相撲を始めたのは小学2年の時。「柔道をやっていて、もっと足腰を強くするために」という動機で、成田相撲クラブに入ります。今でも相撲と柔道2足のわらじ。柔道は茨城県の矢野道場田仲塾まで通っています。
3年連続全国出場
岸君は4年生の時から、わんぱく相撲全国大会を経験、今年で3年連続出場になります。
4年生の時は「初めての全国大会は戸惑って、空気もわからず緊張しました」と言いながらも、勝利も味わいました。5年生の時は「雰囲気に対応はできましたが、勝てませんでした」。この2年の経験を生かして、「今年は空気もわかっています。自分を信じて頑張りたい。2勝するのが目標です」と話してくれました。
岸君の初戦は、小豆島の中野選手です。
練習熱心
中田米光・成田相撲クラブ代表の岸選手評は、「練習熱心で気持ちも強い」。
その言葉通り、取材の日も、高校生相手に取り組み、通常練習の後、居残り練習に励んでいました。
しっかり者
将来、力士になるか柔道選手になるか、迷っているという岸君。最後に「記事に書いてほしいことはありますか」と聞くと、「成田相撲クラブは人数が少ないので、道場のことを書いてください」という答え。
しっかりしてる! 6年生にして、クラブ全体のことを考えられる岸君。全国大会での活躍を期待します!
というわけで、岸選手を輩出した成田相撲クラブをご紹介♪
【成田相撲クラブ】
▽活動日:毎週日曜日 9時~12時
▽活動場所:成田市中台運動公園相撲場
▽父母会費:2ヶ月1000円
▽問:℡0476(28)7530(中田代表)
2015年7月現在、クラブ員は幼稚園2人・小学2年6人・3年2人・4年3人・5年2人・6年2人・中学生3人の計20人。女の子もいます。
指導に当たるのは、小学3年~大学時代まで相撲一筋、高校では3年連続国体出場の、成田市相撲連盟理事長でもある中田米光代表と、大学時代まで選手だったコーチなど2人。本格的な指導が受けられます。
活動場所にも恵まれ、土俵は日本相撲連盟公認。大きな大会も行われる立派な土俵です。
いつでも見学大歓迎! 連絡なしでOKとのこと。お気軽にどうぞ。