3月8日、成田市運動公園陸上競技場で、成田ロータリークラブ杯争奪 少年サッカー大会が開催され、成田市サッカー協会に所属する小学5年生以下の12チームが戦いました。
予選は4ブロックに分かれてのリーグ戦。数多くの接戦が展開された末、FCボレイロ成田のレッドとブルー、七栄FC、成田FCミランが、予選リーグを突破しました。
決勝戦は、なんと同チーム同士の戦い。準決勝で、七栄を2―0で破ったボレイロレッドと、成田ミランと0―0でPK戦に突入、9人目の女子選手が決め、サドンデスを7―6で制したボレイロブルーが激突しました。
前半を0―0で折り返した両チーム。後半早々、ゴール前の混戦から押し込んだレッドが先制し、虎の子の1点を守りきっての優勝となりました。
チーム同士の戦いという、希有な決勝戦を終えた渡辺源蔵監督は感慨深げに、「選手1人ひとり、『やる気スイッチ』が違う。全員に同じように言ってもダメな時がある。1人ひとり用の『やる気スイッチ』を根気よく探して、何度も押してあげることが、こういう結果につながることを体感できました。ブルーがやる気になった」と話してくれました。
閉会式では、チームごとに、優秀選手と、頑張る姿が評価された選手が特別賞に選出され、成田ロータリークラブから、ボール、スパイク、バッグなど、豪華賞品がプレゼントされました。
最優秀選手に選ばれた、FCボレイロ成田レッドの小野寺前斗選手は、「いつも以上の良いプレーはできなかったけど、声を出して頑張りました」と笑顔を見せました。