新春特別展 青鳥居清賞―松﨑コレクションの古筆と古写経

《会 期》 平成30年1月1日(月)~2月18日(日)一期、2月24日(月)~4月22日(日)二期 まで
9時~16時(入館は15時30分まで)正月三ヶ日は開閉館とも30分延長
《主 催》 成田山書道美術館
《休館日》 休館日:月曜日(休日の場合は翌平日休館)
ただし、1月中は無休。2月12日(月)は開館して13日(火)は休館
3月26日(月)から3月31日(土)は休館
《入館料》 大人500円(350円)高・大学生300円(200円)中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
《関連事業》ギャラリートーク
一期 平成30年1月14日(日)・2月3日(土)
二期 平成30年3月 4日(日)・4月7日(土)

趣 旨
松﨑春川先生とそのご令息である松﨑中正先生は、武蔵野平野の豪農の当主として代々青鳥居をいとなんでこられました。春川先生は書家として、また中正先生は英語教師であるとともに日本山岳会で活躍される傍ら、二代にわたって古筆や古写経の蒐集に精力を傾けられました。
青鳥居では主に春川先生が古筆を、中正先生が古写経を蒐集されました。古筆は高野切を筆頭に平安の名跡を揃え、古写経は天平期から南北朝時代の経巻を蒐めています。とりわけ、春川先生が入手された古筆手鑑『濱千鳥』、中正先生が一葉ずつ寄せた古写経手鑑『穂高』はコレクション中の白眉といえましょう。
このたび、古筆五十七件、古写経六十七件に加えてこれらの手鑑二件、春川先生が十年あまりの年月をかけて完成させた本願寺本三十六人家集の複製三件を成田山書道美術館にご寄贈いただきました。この名品の大半はこれまで紹介されたことがなく、今回、初めて体系的に展観するものです。これらは、書道史研究のみならず日本文学研究、仏教研究などにおける重要な資料であり、本展をきっかけに広く活用されることになるものと考えています。
青鳥居、松﨑父子が精魂を傾けて蒐集した古筆と古写経の魅力を十分に味わっていただきたいと思います。

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この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。