【続報】久住サニーズ しびれる逆転劇! サドンデスで優勝 成田空港旗杯

5月7日、久住第1スポーツ広場で準決勝、決勝が行われた「第16回成田空港旗杯少年野球の部」(参加46チーム)は、久住サニーズの劇的な逆転優勝で幕を閉じました。

【決勝戦】

栄町ヤングジャイアンツ 30000110 5
久住サニーズ       00030021 5+1

1回、いきなり3点を失った久住サニーズですが、2回は3者凡退に抑え、3回は満塁のピンチをしのぎます。

しかし、栄町ヤングジャイアンツ投手の好投に、打線も3回まで抑え込まれます。

空気が重くなりかけた4回、先頭打者3番キャプテン江邨選手がヒットで1塁に出ると、4番村田選手のライト前ヒットが大きく抜けてランニングホームランになり、2得点!
さらに相手の捕球エラーで1塁に進むと、バント、フィールダースチョイス、スクイズで同点に追いつきました。

 

 

しかし、6回、7回と栄町に1点ずつ加点され、久住は2点を背負っての最終攻撃となります。

最終回攻撃の前に全員で気合を入れる

最後まであきらめない久住の先頭打者9番4年生の宮嵜選手が、意地のヒットを放ち1塁へ。


1番のセカンドゴロがフィールダースチョイスを誘い、1・2塁。
さらに送りバント成功で1死2・3塁。
3番がフライに倒れて、2死2・3塁。

緊迫の場面で打席に入ったのは、4回ランニングホームランの村田選手。


久住の4番はここでも見事にセンター前ヒットを放ち、2者を生還させ、土壇場で栄町に追いつきました!

 

 

勝負は、1死満塁からのサドンデスにゆだねられます。

表、栄町の攻撃はセカンドライナーのゲッツー。


裏、久住の打席に立ったのは6番岡山選手。
「打席に入る前に、『絶対打つ!』と5回唱え、集中しました。みんなが回してくれた打席を無駄にしないで絶対に打つぞ、という気持ちでした」と、追い込まれたカウントからレフトにライナーを放ち、タッチアップで3塁ランナーを生還させ、久住が劇的優勝を果たしました。

久住サニーズは、2連覇達成です!

【連休中4つのサドンデス勝利!】

久住サニーズは、なんと準決勝の並木ペイシェンス戦もサドンデスで勝利しています。
「この連休に4回サドンデスやったんですよ」と細川晃司監督。
3位になり千葉県大会出場を決めた北総大会でも、2回のサドンデスを制しました。
「子どもたちがサドンデス慣れして、勝ち方を分かってるみたいです」と監督も苦笑い。
勝負強い久住サニーズです。

北総大会も2度のサドンデスで勝ち上がり、3位に!

【勝因は粘り強さ】

《細川監督》  「(初回3点取られたが)3点は返せる範囲。4点目、5点目取られなければ、最終的に追いつくので1点ずつと思っていました。子どもたちがしっかりやりました。エラーがあったり、ピッチャーもよくない中で、最後まであきらめず、粘り強く戦った。勝っているので、チームも雰囲気がいい」

《最優秀選手に選ばれた海保武蔵選手》  「最優秀は獲れると思っていなかったけどうれしい。粘り強く戦ってきて、みんなで優勝できてよかった」

《江邨孝祐主将》 「苦しい展開が多い中、みんなでしっかり声を出して、優勝できてよかった」

《6回、大きな当たりをセンターで確実にキャッチし最少失点に貢献、7回には送りバント成功の紅一点・本田桜耶選手》  「私は決勝戦で活躍していないけど、みんなが頑張ってくれました」

 

【閉会式】

優勝:久住サニーズ

 

準優勝:栄町ヤングジャイアンツ

【ふぉとぎゃらりー】

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。