12月29日・30日、中台運動公園球技場で、成田出身のJリーガー、船山祐二・貴之兄弟による、小学生対象のサッカー教室が行われました。
兄弟そろって成田でサッカー教室を行うのは、初めてのことです♪
船山兄弟は2人とも、少年サッカーチーム・成田FCの出身♪
兄の祐二選手は、東京ヴェルディを最後に2016年のシーズンで現役を引退、弟の貴之選手は、ジェフユナイテッド市原・千葉の現役選手です!


子どもたちは、鬼ごっこで身体を温めた後、ドリブル練習、実践練習で、楽しい半日を過ごしました。
兄・祐二選手は、低学年を担当。
参加した子どもたち全員のお父さんという雰囲気で、細かく世話をしながらの指導が印象的だったので、うかがうと、小学校1年生のお子さんがいらっしゃるとのこと♪
なるほど~の、優しい笑顔が光っていました。
弟の貴之選手は、高学年を担当。
子どもたち相手にも手を抜かず、厳しさも教えたいというポリシーのもと、プロの技を見せながら、声を出すことなど、技術以外の面も指導していました。
【コーチチームVS小学生チーム】
「手を抜かれても、うれしくないだろ~」と5人のコーチチーム。
コーチチームが得点したら、子どもたちはチーム交代というルールで、ゲームに体当たり!
チームごとに記念撮影した後・・・
【閉会式】
閉会式では、優勝チームや最優秀選手が、Tシャツ、サイン、シューズなどをもらい・・・
賞品をもらえなかった子どもたちでジャンケン大会♪
保護者にも抽選でプレゼントが♪
コーチからは、「少ないチャンスでも真剣にやれば、得るものがあります。最初から元気を出すこと。絶対にあきらめないこと」と、大切なポイントが話されました。
祐二選手は「楽しかった。みんな上手なので、Jリーガー目指してください」、貴之選手も「楽しかったです。来シーズンはしっかり結果を残したい。応援しに来てください」。
最後はコーチ陣によるお見送り♪
貴之選手に教わった高学年の子どもたちは、「選手たちの技が見られて良かった」「足技がすごい!」「貴之選手は、堅苦しいかなと思っていたら、意外にフレンドリーで親しみやすかった」「狭いコートでもパス回しが速く、ボールタッチの工夫がすごかった」と、振り返ってくれました。
教室を終えて祐二選手は、「2~3年前から計画していましたが、自分が海外にいる期間も長かったため、タイミングが合いませんでした。引退を決めたので、実現することができました。
堅くなられるよりフレンドリーにしたい。
今日は、なごみながら3時間やれたかなと思います。
子どもたちには、厳しさの中に楽しさがある、手を抜かれたり優しくされたりの中に本当の楽しさはない、ということも教えたい。プロは厳しい世界ですが、活躍してくれる子が育ってほしい」、
貴之選手は、「現役中に成田を盛り上げられたら、と思いました。
自分が教わってきたことを子どもたちに伝えたい。
今の子は甘やかされていると思います。
それではJリーガーにはなれません。
厳しさを教えたい」と、真摯なまなざしで語ってくれました。