【成田市初の選考】
成田市大正琴連盟の活動が、長寿社会における高齢者の社会参加活動として、「広く全国に紹介するに値する」と内閣府から認められ、『社会参加章』書状の交付と記念楯の授与を行う伝達式が、13日、成田市役所で行われました。
成田市で活動する団体としては、初選考となります。
【成田市大正琴連盟の活動】
成田市大正琴連盟は、市内の公民館で活動する大正琴サークル7団体により結成した団体で、市民文化祭や公民館まつり、地域の行事等で精力的に演奏活動を行っています。
子どもや若い世代への演奏披露、指導も行っており、大正琴の普及にも努めています。
また30年近くにわたり、特別養護老人ホームやデイサービスなどでの慰問演奏を続けており、地域福祉に貢献するとともに、会員自身の生きがいづくりにつながっています。
【伝達式】
小泉一成成田市長は、エイジレス、すなわち年齢にとらわれず、能力を発揮して活躍している同連盟に対し、その功績をたたえ、「超高齢社会において、生き方の参考、励みになるよう、今後の活動におおいに期待します」と、祝意を表しました。
新井とみ子連盟長は、「大変うれしく、感謝の念にたえません。これまで、支えてくださった皆さまに、心の底よりお礼申し上げます。昭和60年、公民館の講座後に、私がサークルとして立ち上げた成田琴友会に始まり、平成7年に連盟を作りました。高齢化が進んでいますが、演奏しているときは年齢を忘れ、一生懸命です。これからもどうか温かく見守ってください。活動のPRにご支援、ご協力をいただけますようお願いいたします」とあいさつしました。
伝達式には、成田国際文化会館の館長、成田市文化団体連絡協議会代表、同生涯学習インストラクター・コーディネーター代表も、花束をもってお祝いに駆け付けました。