新米ママの子育て日記 2

【魔の3週目ってご存じ?】
子どもが生まれて3週目。白目で寝ていたり頬がピクッと動いたりと、新生児ならではの顔に力が入る様子が面白く、見飽きません。しかし困ったことに生まれてからずっと「呼吸に何か問題でもあるのでは?」と心配になるほど、いびきがうるさい我が子。とにかくうるさくて隣で寝ていられません! 小児科に相談してみても、新生児にはよくあることと言われ、特に対策もなく過ごしていました。その上、それまでは昼も夜も寝てばかりいたのに、突然、夜は寝ぐずるように。あやしても無駄。ミルクもおっぱいも効果なく、とにかくギャン泣きでした。慌ててインターネットで調べると「魔の3週目」。
仕方がないので、毎晩夫と交代で、子どもを抱っこひもで抱え、泣き止み寝るまで、マンションのエントランスを延々うろうろ。毎晩のことなので、深夜0時過ぎにコンビニの袋をぶらさげ帰ってくる会社員ふうの男性や、なぜか毎日大きな旅行用のスーツケースを引いて帰ってくる大学生ふうの若者、1時を過ぎると寝ている子どもを抱えて帰ってくるお母さんと顔見知りになり、「お互い大変だね」と苦笑い。
ようやく寝たと思い、布団におろすと、背中にスイッチでもついてるの? と聞きたくなるぐらい目がパチッと開いて、またギャン泣き。はい、やり直し~(泣)。寝入るのは朝刊の配達時間になることもしばしばで、どうしたものかと思っているうちに、2週間が過ぎ、自然と落ち着きました。心なしか、いびきも小さくなってきたような…。
この2週間で、どんなにぐうぐうといびきがうるさくても、こどもを抱っこしたまま椅子に座って寝るという特技ができました。やれやれ。      (M)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。