紙ひこうき

初夏を思わせる陽気の中、次の取材のため、車で富里の道を走っていると、対向車線上にモゾモゾ動く何かが見えた▼近くまで行くと、なんと手の平サイズのカメが道路を横断しようとしているではないか! 日中とはいえ、抜け道なので、わりと交通量がある。おそらく、渡りきらないうちに、車に踏まれてしまうと思い、少し先で車を止めた。降りて、カメを救出しようと外に出たら、後ろから来た茶色のワゴン車の男性が、急停車して、走ってカメに近づき、拾い上げてあぜ道に置いた▼あっという間の出来事で、びっくり。後続車が来ていたので、話もせずに失礼してしまったが、この場をおかりして、ジェントルマンに「カメを助けてくれて、ありがとうございます」と言いたい▼我が家にも3匹のカメがいる。やっぱり家族のような愛しい存在だ。だから、見知らぬカメでも、事故に遭わないで良かったと思う。(C)

 

 

 

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。